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上越文化会館で公演のミュージカル ブッダ(原作 手塚治 わらび座)を見ました
特に宗教に関係しているわけではない私ですが
ちょっとだけお手伝いをさせてもらったので お弁当と観劇券をいただきました
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この公演は上越に住んでいる 東日本大震災被災者の方々のご招待もありました
長蛇の列でみなさん開演前からならんでいらっしゃいました
ミュージカルはすばらしかった シャカ族の王子として生まれたシッダールタ
この世に生きることの不条理に疑問をもち 王子の地位もシャカ族も捨てて旅に出る
そこで出会う人々はみな 悩み苦しみながら生きている 生きるということは迷い 戸惑い 苦しむこと
その人生をどう生きるか・・・問いつづけて目覚めた人 ブッダになるまでの物語。。
人生を生きる 差別とか争いに向かいながらも いきるエネルギーにあふれる人々に感動でした
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公演終了後にトークがありました 河村姉さんもご自分のおじいさんのお話しをされていました
耳がきこえないけれど 逆境に屈せず 村長になったお話し 蔭でささえていたのはお母さんだった
ブッダ役の俳優さんは 本当に僧侶のような風格でした
小林新治先生は昨日起きた悲惨な事件のことをとりあげていらした。
物があふれとても便利な世の中だけれど 心の中はとても複雑 さみしかったり 怖かったり
漠然とした不安が襲って来たり・・・・でも自分の人生なんだから 色んなことを乗り越えて 考えて
苦しんでも 悩んでも 生き抜く 生きていく力が必要なんだな。。 そんな風に感じました
舞台のスケールも大きく 迫力ある劇でした。