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ウィンタースポーツのアレ

2024-01-08 10:34:00 | 日記
年末年始は、29日と5日の年休を取って11連休です。
とはいえ、4日は保育士の業務委託費用の請求書を作成、送付したりの事務処理をし、5日は保育士勤務の日で可愛い園児と触れ合ったりと、フリーランスのお仕事もちょいちょい発生。

その間に、辛い肩凝り解消の為に初の鍼治療に行ったり、年末に行けなかった美容院に行ったり、大晦日に歯の詰め物が取れての歯科に行ったり、年始は自分の身体のメンテナンスからスタートです。
まずは何事も身体が資本ですからね。

そして休みもあと2日。
何をしようかしら…

ふと、大阪に来て5年、まだ大阪ならではの「あれ」をやっていない事に気がつきました。

"あれ"とは…そうです。
高校ラグビー観戦。

高校野球の聖地は甲子園、高校サッカーは国立。
そして高校ラグビーの聖地花園。
スクールウォーズ世代ですから一度は行ってみたいと思っていました。

気になる高校サッカーの決勝戦は8日。
ラグビーの準決勝は桐蔭対決、九州対決をテレビ観戦し、故郷福岡代表東福岡が決勝進出を決めた途端、えっと、、決勝は…とググって…7日か、、行けちゃう

で、来ちゃった。


高校ラグビー情報はあまり詳しくないのですが、番狂せ的な見出しを見ないな、という印象です。

今回も西の横綱、東の横綱と言われる両校。
対戦回数も一度や二度じゃないとの事。

試合開始前はこれまでの試合のダイジェストが大型スクリーンに映し出されていました。それを見ているだけでウルウル
そして、震災の犠牲者追悼で、半旗が掲げられています。


観客席も埋まってきて、OBらしきおじさま方が、ハイタッチで再会を喜んでいる姿が散見され、どことなく品位のある雰囲気が漂い、ラグビー独特の景色です。

いよいよ試合開始。



ラグビーって、2桁得点のイメージでしたが、30分ハーフの折り返し地点で8対0。
トライを決めてワーキャーな試合展開ではなく、ドスン!ズシン!とガッツリ相撲のぶつかり稽古のように、両校鉄壁のフォワードから突破できません。

後半戦で東福岡も5点を入れて、残りあと数分の、ワントライで逆転!という最後の攻防は激アツでした。



両校に惜しみない拍手が贈られて、閉会式へ。僅差での一桁得点は、普段の練習の賜物だと思います。素晴らしい試合をありがとうございました。


さて、高校ラグビーの代表校はほぼ私立の強豪校ですが、県大会のベスト8あたりから公立の県内有数の進学校が名を連ねることが多く、最終的に練習時間や環境の違いから公立高校が花園の切符を手にすることは稀ですが、なぜに進学校が強いのか、卵が先か鶏が先か的に興味深いなと思います。

ラグビーが頭を使うスポーツだから進学校が強いのか?
進学校の生徒達の憧れる先輩、憧れるスポーツがラグビーなのか?

息子達が少年野球をしている頃、体格が良く、スポーツ万能のお友達に野球やらない?面白いよ?と誘った事がありました。
悩んだ末に、お友達のママからいただいたお返事は、

「ごめんね、迷ったけどラグビーにしたよ」

残念っ!君ならクリーンナップ間違いなしだったんだけどな…と思いつつ、ママ友に決め手は何だったの?と聞いてみると、、

「ラグビーはね、スピリットなのよ!」と目を輝かせて話してくれたのが印象的でした。

ラグビー憲章には下記の項目が記載されているそうです。

「品位・情熱・結束・規律・尊重」

スピリット、なるほどです。

All for one,one for all の所以ですかね。

ラグビーに限らず、スポーツはスポーツマンシップというものがあり、ゆえに人々に感動や勇気や夢を与えてくれるのだと思います。

今大会では合同チームでの出場もあったそうです。1チーム15名を確保するのも困難な時代に突入。少子化の煽りはスポーツ人口にも影響してくるのですね。

中学校の部活の有り方もだんだんと縮小されていくようで、教員の負担軽減も目的のようですが、勝敗よりも"交流"を楽しむ目的の交流大会も検討中とのこと。

競技人口と、勝ちにこだわる事、大谷くんや久保建英くんのように世界に通用する若者を輩出できるか、、、いろいろと悩ましいですね。

さぁ次は高校サッカー決勝戦です。
やっぱり私は挑戦し続けるその姿を応援したいです。

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