プラスチック～その５

　ＰＳＰ（ポリスチレン・ペ－パー）について。

　ＰＳＰは発泡スチロールの一種で、カップ麺等の容器に使われています。
　ＰＳＰシートを加熱装置で熱して軟らかくし、成型機内に取り付けた金型により真空吸引しながら食品容器に成型します。
　この成型時の熱で気泡が再び発泡し、ＰＳＰの素材厚みよりさらに厚くなり容器の強度を高めます。
　　　　　（写真・記事/発泡スチレンシート工業会ＨＰより）

ソラマチ３１２店公開

　１８日に報道公開された東京スカイツリー併設の商業施設「東京ソラマチ」（墨田区）には、３１２店舗が入居する。敷地は５万２０００平方メートル。
　東街区のイーストタワー（１５０メートル）の３０、３１階はレストラン街だ。
最上階の３１階は天井の一部もガラス窓で、間近にツリーを見渡せる。
塔がライトアップされる夜を中心に、人気を呼びそうだ。
　　　（写真・記事/ TOKYO Web 東京新聞より）

プラスチック～その４

　カイダックについて。

　真空成型材料として広く使用されています。
私の見たところでは、カイダックは室内用で、外用はＡＢＳ材が使われるようです。
カイダックは片面がシボになっていて、こちらが表面になります。
圧空成型で製作される事が多く射出成型に匹敵するほどの製品が出来上がります。
　　　（写真/住友ベークライトＨＰより）

プラスチック～その３

　ＰＣ/ＡＢＳアロイについて

　業務用掃除機カバーの試作を依頼された時、ＰＣ（ポリカーボネイト）で、という材料指定を頂いた事がありました。
　ＰＣは成型性が悪いので、箱型の形状を真空成型で行うには難しい事でした。
そこで、ＰＣの強度とＡＢＳの成型性を併せ持つ素材ＰＣ/ＡＢＳアロイを使う事にしました。
　結果は大成功でした（写真）。
　※複数のポリマーを混合したものを「ポリマーアロイ」と言います。

プラスチック～その２

　ＰＰ（ポリプロピレン）について
　
　以前、試作で１ミリのプラ板両端を直径１０ミリの筒状に曲げたものを依頼された事がありました。
　その時はペット材を加熱加工して製作し、それでＯＫを頂いたのですが、今考えてみると、ＰＰの粉末造形で製作した方が良かったかと思います。
　ＰＰは繰り返しの折り曲げに対して強度のある素材です。
また耐熱温度も高く、電子レンジ向け容器にも使われているのはご承知の通りです。
　　（写真はＰＰ粉末造形のサンプル片を曲げたところ）

プラスチック～その１

　今日からは、プラスチックについて、お話していきます。
最初は「ＰＥＴ」。

　ペットボトルに使われているペットです。
当社では真空成型の素材としてお奨めしています。
成型し易く、表面は光沢があり、粘りがあって非常に丈夫だからです。
また最もリサイクルの進んでいる素材であると聞いています。
　切削加工はその粘りのため、早い回転工具では溶けてしまったり、バリが出たり、と慣れないと難しいものです。
　　　　（写真は以前、当社で製作した携帯電話カバーです）

姫小松について～その１１

　「木取り」について
　
　丸太を製材する時には、挽き割る方法を打ち合わせて、希望の厚みで出来る限り柾目を多く取れるようにする事ができます。
　胴割りと言って、最初に丸太の中心で割った時に、直ぐに良材であったかどうかが解るものです。
　今までの経験からすると、１００点満点より９０点位の丸太の方が製材の時に感激したように思います。
　　　（写真/大工さんが作ったホームページより）

　

姫小松について～その１０

　「あて（陽疾）木」と言われる材木の部分があります。
姫小松には比較的多く見られるように思います。１本の丸太でも半分があて木の場合もあります。
　あて木とは、山の急斜面に人が立っている姿を想像して下さい。そうすると谷方向にある脚に力が入りますね。
　立木も同じで、踏ん張る力が掛かると堅くなると聞いています。
また日陰や強風があて木の原因になることもあるようです。
　あて木も堅い広葉樹と一緒で歪みや反りが出やすいのですが、予想される反り方向を向かい合わせにして板材を接着すると、旋盤加工やフライス加工には最適な材料になります。
　　　　　　　　　（写真/住宅建築専門用語辞典より）　　　　

七色カーネーション

　７色の「レインボーカーネーション」が人気だ。
　オランダで開発され、染料を茎に吸わせて発色させる。
「日比谷花壇リーガロイヤルホテル店」（大阪市）によれば、華やか過ぎて他の花とアレンジしにくく、１本だけ買う人が多いという。
　お値段も１本１２００円と、「赤」の３倍。でも、「サプライズ」は３倍以上？
　　　(写真・記事/asahi,com 朝日新聞社より)

“身につける付箋”が人気

　腕時計＆指輪デザインの“身につける付箋”が人気上昇中。　
遊び心あふれる付箋「ドケットウォッチ」と「ドケットリング」が注目を集めている。
あっ！と驚く「面白さ」「かわいさ」「便利さ」をポイントに、身につけていれば探す手間も省けるという発想があったとか。
　　　（写真・記事/日経トレンディネットより）