おとなしく、キレたりすることのない息子。
ある意味、幼くて、ちょっと「この子、あほかいな?」と思うこともしばしば・・
いつもなら、私が帰宅するなり部屋からのそっと出てきて
「今日のご飯、なに?」
と言うか、まったく音沙汰無くしーんとしている(=部屋で寝ている)か、のどちらかである。
今日は後ろのパターンだった。
つまり、家の中はまっくらでシーンとしている。
「ふんっ!また寝てるんやわ!!」とむかっ腹をたてながら、息子の部屋のドアをノックして開ける。
意に反して
机の前に座って勉強している。
あれ?
本に目を落としたまま、「何?」と反対に聞かれ、たじろぐわたし。
「・・ただいま!!」
「・・ああ。おかえり。」(目は本から離さない)
なんだかおかしい。
きっと、私がお菓子を食べる音をさせはじめたら、部屋から出てくるに違いない。
そう思って、買ってきたばかりのお菓子の箱を開け、バリバリ音をさせながら食べるが、息子の部屋のドアが開くことはない。
これは、おかしい。絶対変だ!
あの子が、食べ物のニオイや音を見過ごすはずはない。
第一、私の顔を見て
「今日の晩ごはん、なに?」と聞かない日はないのに・・・。
考えられるのは、勉強のことで夫にしこたま怒られたか、今もずーーーっと思い続けている女の子に、最後通牒をきられたか、のどちらかである。
ずーーーーっと思い続けている女の子に関しては、最近噂を聞かないので、おそらく連絡を取っていないであろうから、急に何かを言われるはずはない、とふんで夫にメールする。
“ぶう(=息子)と何かあった?”
夫はびっくりしたのか、すぐ電話してきた。
聞くと、別に何があったわけでもなかったようである。
毎日、毎日、
「風呂、めし、寝る」としか言わないオヤジのように
「今日の晩ごはん、なに?」と聞かれることは非常に苦痛に感じていた私であるが。
毎日聞く言葉を聞かされないと、なんだか物足りないと思うのは、まるでパブロフの犬状態である。
条件反射で、それがあるものと思ってしまっているから、それがないと気持ちがざわついてしまったのである。
ああ、私って単純なオンナ。
この手で、毎夜電話してきていた夫の術中にはまって結婚に至った。
いつもは、鬱陶しいと思う息子も、この日はちょっと可愛く思えた。
夫に言えば、きっと息子にこう言うだろう。
「女の子はな、パターン化した行動をちょっと外したら、気になりよんねんで。それが、手や。」
それが通用するのは、私のように単純な人間だけだわよ。
ある意味、幼くて、ちょっと「この子、あほかいな?」と思うこともしばしば・・
いつもなら、私が帰宅するなり部屋からのそっと出てきて
「今日のご飯、なに?」
と言うか、まったく音沙汰無くしーんとしている(=部屋で寝ている)か、のどちらかである。
今日は後ろのパターンだった。
つまり、家の中はまっくらでシーンとしている。
「ふんっ!また寝てるんやわ!!」とむかっ腹をたてながら、息子の部屋のドアをノックして開ける。
意に反して
机の前に座って勉強している。
あれ?
本に目を落としたまま、「何?」と反対に聞かれ、たじろぐわたし。
「・・ただいま!!」
「・・ああ。おかえり。」(目は本から離さない)
なんだかおかしい。
きっと、私がお菓子を食べる音をさせはじめたら、部屋から出てくるに違いない。
そう思って、買ってきたばかりのお菓子の箱を開け、バリバリ音をさせながら食べるが、息子の部屋のドアが開くことはない。
これは、おかしい。絶対変だ!
あの子が、食べ物のニオイや音を見過ごすはずはない。
第一、私の顔を見て
「今日の晩ごはん、なに?」と聞かない日はないのに・・・。
考えられるのは、勉強のことで夫にしこたま怒られたか、今もずーーーっと思い続けている女の子に、最後通牒をきられたか、のどちらかである。
ずーーーーっと思い続けている女の子に関しては、最近噂を聞かないので、おそらく連絡を取っていないであろうから、急に何かを言われるはずはない、とふんで夫にメールする。
“ぶう(=息子)と何かあった?”
夫はびっくりしたのか、すぐ電話してきた。
聞くと、別に何があったわけでもなかったようである。
毎日、毎日、
「風呂、めし、寝る」としか言わないオヤジのように
「今日の晩ごはん、なに?」と聞かれることは非常に苦痛に感じていた私であるが。
毎日聞く言葉を聞かされないと、なんだか物足りないと思うのは、まるでパブロフの犬状態である。
条件反射で、それがあるものと思ってしまっているから、それがないと気持ちがざわついてしまったのである。
ああ、私って単純なオンナ。
この手で、毎夜電話してきていた夫の術中にはまって結婚に至った。
いつもは、鬱陶しいと思う息子も、この日はちょっと可愛く思えた。
夫に言えば、きっと息子にこう言うだろう。
「女の子はな、パターン化した行動をちょっと外したら、気になりよんねんで。それが、手や。」
それが通用するのは、私のように単純な人間だけだわよ。
途中でくすりと思わず笑ってしまいました。
でも息子さん、どうされたのでしょうね?
秋も深まって何か考え事でもしていたのでしょうか。
巣立つ日の事を知って変化が現れ始めたのかもしれませんね。
私にもそんな日が来るのだろうかとわが身に置き換えてしまいました。
気にして損した!ってカンジです。
珍しく(!)真面目に勉強していたようで・・
こういうことって、今までほとんどと言っていいほどなかったことなので、思わず心配してしまいました。
ご飯時には、いつも通り、普通にバカな事を言い、いつも通りムハムハ食べておりました
アプリコットさんちのお子さん達は、ウチの子のような幼さはこの歳まで持っていかないように思います。もっと知的に成長されていると思いますよ~。