ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

夏のお嬢さん

2005-05-05 | 砂時計
姑を送りがてら、神戸に行ってきた。
この地に越してきてから、毎年帰省の度にお邪魔している友人宅へも久しぶりに立ち寄った。

以前住んでいたマンションで知り合い、子どもがたまたま同じ産院だったことや、さっぱりした気質や色々な経験に裏付けられた話が楽しくて、もう14年も付き合いが続いている。

その家の息子達より3つ上の女の子は、この春から緑溢れる素敵なキャンパスでの生活が始まった。
ちっちゃな頃にはくるくるした癖毛の巻き髪や、くりんとした目が愛くるしかった彼女も、すっかり娘さんである。

余談ではあるが、陽射しの強さの違いもあるだろうし、影の多さのこともあるのだろうが、都会の人は圧倒的に色が白い。
“垢抜ける”という言葉があるが、色の白さがその表現に一役かっていることは否めないだろう。
その子も中学高校で、部活で真っ黒に日焼けしていた姿は微塵も感じられない、垢抜けた夏のお嬢さん。
日焼けは大敵、とその日もバッグに折りたたまれた日傘が見えていた。


4年間の素敵なあすなろ白書があるんだろうな。
未知数の未来のある彼女が羨ましい。

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