この週末、夫が借りてきたDVDを観た。
観た、といっても前半はナレーションに眠りを誘われ、後半部分しか観てはいないが、後半だけをみても大体のあらすじはみてとれた。
この映画を観て、首から下が事故によって自分の意思で動かせなくなった主役と、わが国の皇太子妃の姿がだぶった。
頭は正常に働き、口も動かせる。
自分の思いを口にすることはできるが、身体は動かせない。
動かせないどころか、使わない肉体は壊死し、その部分は切り離されてしまう。
ただただ生きるための栄養素と酸素が送り込まれ、ほかに何もすることはなくただベッドに横たわるしかない。
それでも生かされ、自ら死を選ぶことすらできない。
それは、まるでこの国の皇太子妃の姿じゃないのかな、と。
私は、別に皇室ウォッチャーでもなく、一般のニュースで知る程度のことしか知らないので、実際の皇室がどのような生活をしているものなのかは知る由もないが、これほど長い間、公務に復帰できないところをみればやはり、その状態は尋常ならざるものがあるのではないか。
自ら、自分の生きたい道を選び、その夢に向かって生きてきたはずの彼女が、その道を志なかばで思いもしない方向へ転向することになる。
そこでは、自分が身に着けてきた知識も、キャリアも生かすことは出来ず、お人形でいることを要求される。
観たいものを観て、聞きたいものを聞き、食べたいものを食べ、着たいものを着る。
眠りたいときに眠り、話したいときに話す。考えたいときに考えたいことを考え、自分の意見を述べる。
そういう生きていればできてあたりまえのことの出来ない生活。
一挙手一投足が衆目を集め、自分が生む子どものことさえまわりからとやかく言われる。
そんな暮らしの中で、私なら思わず口ずさんでしまうだろう。
「翼をください」
映画の中で主役がつぶやく。
「こうして生きていても、私にとっては生きているってことじゃないの。」
観た、といっても前半はナレーションに眠りを誘われ、後半部分しか観てはいないが、後半だけをみても大体のあらすじはみてとれた。
この映画を観て、首から下が事故によって自分の意思で動かせなくなった主役と、わが国の皇太子妃の姿がだぶった。
頭は正常に働き、口も動かせる。
自分の思いを口にすることはできるが、身体は動かせない。
動かせないどころか、使わない肉体は壊死し、その部分は切り離されてしまう。
ただただ生きるための栄養素と酸素が送り込まれ、ほかに何もすることはなくただベッドに横たわるしかない。
それでも生かされ、自ら死を選ぶことすらできない。
それは、まるでこの国の皇太子妃の姿じゃないのかな、と。
私は、別に皇室ウォッチャーでもなく、一般のニュースで知る程度のことしか知らないので、実際の皇室がどのような生活をしているものなのかは知る由もないが、これほど長い間、公務に復帰できないところをみればやはり、その状態は尋常ならざるものがあるのではないか。
自ら、自分の生きたい道を選び、その夢に向かって生きてきたはずの彼女が、その道を志なかばで思いもしない方向へ転向することになる。
そこでは、自分が身に着けてきた知識も、キャリアも生かすことは出来ず、お人形でいることを要求される。
観たいものを観て、聞きたいものを聞き、食べたいものを食べ、着たいものを着る。
眠りたいときに眠り、話したいときに話す。考えたいときに考えたいことを考え、自分の意見を述べる。
そういう生きていればできてあたりまえのことの出来ない生活。
一挙手一投足が衆目を集め、自分が生む子どものことさえまわりからとやかく言われる。
そんな暮らしの中で、私なら思わず口ずさんでしまうだろう。
「翼をください」
映画の中で主役がつぶやく。
「こうして生きていても、私にとっては生きているってことじゃないの。」
何だかですよねー。
テレビでテリー伊藤さんが「きっと愛子様の将来のことを案じてしまうとたまらない思いがするのでしょうね」って言ってたのを聞いて私まで胸が詰まりました。私の子供はこの子だけ。その子が国を担うことになる、勉強も礼儀もたっくさん覚えなきゃいけない。自分とは全く違った生活環境、複雑だろうなあと思います。そして今日のニュース。とっても深い意味のあるご懐妊なのかもーって勝手に思っちゃいました。
自分が決断して結婚し、そこに生まれてきた小さな命に感謝し癒されつつ、その子に対するはかりしれない責任を感じると、母親として辛いでしょうね。
おめでたいニュースも背後に色々なことが見え隠れして、昔と少しも変わらない日本女性の立場を考えさせられますね。
凡人でよかったなと思ってしまいます。
お二人は心の中では普通のご夫婦のはずなのですけど。
でも、海外の皇室はもっと自由な感じがしているし(そんな簡単なことではないとは思いますが)、日本もなんとかならないでしょうかね。
同じ皇室でも継承順位の低い方々はフランクな感じの方もおられるし。
昔からこうなるのが解かっていて、皇族や将軍は側室制度があったのでしょうから、何がどうなってもこの先この論議も続きそうです。
紀子様、あと二人くらい如何でしょうかね。
逆に多少の後継ぎ問題は庶民や名家でも、あることなのですから。
こうしてみるとかつて同様に調子を崩されたこともある皇后様が恵まれていたのはお世継ぎに関しては問題が無かったという事でしょうか。
そう、なんだかですよねー。
お子さまの問題もあるでしょけど、結局帰結するのは自己アイデンティティーの問題なんじゃないか、と思うのですよ。
能力が高いが故に、あのヴェールに包まれた世界での生活の軋轢たるや凄いものがあるんじゃないでしょうか。心も身体も、思考までも鎖で繋がれているようでお気の毒です。
私のように、フレンチ雑貨のオマケを求めてスーパーのはしごもできないし(爆)
ほんと、ほんと、凡人で良かった!!ってつくづく思いますよね、アプリコットさん。
今回のご懐妊騒ぎには、なにやら胡散臭いものを感じるのは皆さん同じのようですね。
変えなければいけないのは典範ではなく、伏魔殿のごとき宮内庁なのではないか、と思ったりします
子どもの健やかな成長を純粋に喜べないなんて、本当にお気の毒ですよね。
EKOさん!サクラサク、おめでとうございました!
(って、こんなとこで言うなよ、ですよね。)
こういう喜怒哀楽も、あの世界にいると味わえないなんて。。。
日々色々なことがおきて、それに一喜一憂して、ってそれが生きている醍醐味でもあるのに。
皇太子さまもお気の毒ですよね。いくら自分が守り抜く、と宣言されても態勢が旧態依然なのですから。
海外のように離婚もアリ、ってしてしまってもいいのにね。
象徴、であることがそんなにも意味をもたせなければいけないことなのか、何故女帝ではダメなのか、わからないことだらけです。
ま、関係ないことなんですけど。ロイヤルネタを語るとなんだかワイドショーっぽくなっちゃうからやですね