それにしか使えないもの

昨日のRocoさんの日記で、私にとっては耳の痛い話がでていた。
すっきりとした暮らしをしているRocoさんは、それにしか使い道のないようなものは家の中にもちこまないのだそうだ。たしかに、合理的で、それなら家の中も広々と、すっきりと片付けやすくなるだろう。
それに比して我家。
先日来、我家の恥部を曝け出してきているので、おわかりだとは思うが「それにしか使えないもの」がたんまりと押入れのみならず、家のそこここにひしめいている。

以前、同じマンションにいた奥さんが、ケーキ作りを教えて欲しい、というのでその家を訪ねたことがある。そのとき、同じシンクの引き出しに入っているものの道具の少なさに唖然としたことがある。
同じ年代の、同じ家族構成とは思えない道具の少なさだった。
よくまぁこんな数少ない道具で、調理ができるものだ、とびっくりした。

が、現在私が頻繁に使う道具と言えば、おたま、フライ返し、網じゃくし、菜ばし、トング、ぐらいのものである。
勿論、ケーキを作るとなれば、泡だて器も粉ふるいも、ケーキ型も秤も使うけれど、それらは年に何度使うだろうか。
なのに。相変わらず、シンクの下や引き出しには、道具類ががちゃがちゃとしまってある。
サラダサーバー、ゴムベラが３本、ガーリックピーラー、すりこぎ、麺棒が大中小３本プラスくっつかない表面加工したモノ１本、スパチュラ、木べらは数知れず、レモン絞り、たまごスライサー、おろし器６個、
スケッパー２個、温度計、ピザカッター２本、あと思いだせないもの多数。
ほかにもRocoさんからは目を剥かれてしまいそうな、フォンデュセット、カキ氷器、アイスクリームメーカーなんてものまである。
こうしてあらためて書き出してみると、いかに無駄な買い物をし続けてきたかがよくわかる。
が、どれもとりあえずはそれなりに思い出しては使っているので、まぁこのまま持っておくことにしよう。

え？そんな私がすっきりした暮らしを望むのは無理な話？そうよねぇ。。。

画像は、それにしか使えない餃子用の中華の八角皿。