恐るべし、にんにくパワー

今日の面接をもって、ようやく息子の入試が終わった。
といっても、公立の入試なので、都会の子どもたちが経験している私立中学入試ほどの熾烈な受験生生活をしたわけではなく、あんまり終わった、終わったと大騒ぎするほどのものでもない。

おおむね、子どもの入試に関しては、母親の私よりも夫の方が熱心だった。
自分が、遊び呆けた高校生活を送り、大学入試もお手軽に済ませたことを少しばかり後悔しているからかもしれない。その点においては、私も同じで、つまらない大学生活だったので、もう少し真面目に勉強すれば良かったかな、と今になって後悔している。
だが、私は基本、子どもの成績や、子どもの生活にあんまり関心がないのだと思う。
そういうことを、おおっぴらに胸を張って言うべきことではないのだろうが、正直に言うとそうなのだ。
私が、他に楽しみがなくて、子ども命、で生きていれば、子どものテストの１点に一喜一憂するかもしれないし、ゲームをしたりビデオを見ることにも細かくチェックを入れていたかもしれない。
これで、入試にすべったとて、彼を責めることもないだろう。私自身、そんなに肩入れしていなかったのだから。

ただ、気をつけたといえば、健康面に関してのことかもしれない。
去年、ネットで親しくしていただいている方の親戚のおうちにご無理を言って、国産にんにくを大量にわけていただいた。どんな最強のドラキュラも近づけないほどの量である。
最初は、「え～っ！こんなに我家だけで食べられるかな。」と驚いたが、８ヶ月を過ぎてかなり消費してしまった。
ほぼ、毎日なにかしらに使ったようだ。
風邪が学校で流行っている、ときけばニンニク、生姜、ネギを多用したメニューにしたし、ちょっとした炒め物にも心がけて使うようにした。
おかげで、この冬は風邪をひくこともなく、家族３人が元気に過ごせた。
やはり、ニンニクパワーは凄いのだ。
我家の３人のまわりにいた人には、空気汚染という迷惑をかけたかもしれないが、とりあえず息子が体調を崩すことなく試験に臨めたことは感謝しなければならないだろう。
これからも、がんがんニンニクを食べてパワーを蓄積しなければ。衰える一方の免疫力増強のために。