蒙古襲来

甥っ子がまた、やってきた。
義妹が、明日退院するので、その間の保育園である。
春から幼稚園に通いだしたので、ますますお口が達者になっている。
高Ⅰの息子をつかまえて
「おい、ｘｘ（息子の名のよびすて）、○ｘ△＊しないとだめだろう！」と腰に手をやり叱咤している。
夫を捕まえては、質問攻撃。
私を捕まえては、おはなし攻撃。
家中のものを総動員して遊びに興じる。
イスを並べて、電車ごっこ。
紐を使って、駐車場ごっこ。
マジレンジャーごっこ、というのも仲間にいれられる。
はぁ。。。
大昔、こういう相手をやっていたのか。信じられない～～。

食事時、お箸の持ち方に目がいく。
ん？この持ち方はなんだ？
いかんでしょう、この持ち方は！！
何をしつけているんでしょうね、弟夫婦は！！
他のことには黙っていられても、この持ち方にはだまっちゃおれん。
が、昔息子にどうやって教えたものか、思い出せない。
たしか、勝手に見て覚えたのじゃなかろうか。
むむむ。
ちょっと食べては、イスから降りてふらふら遊ぶ。
こらこら、遊び食いはいけないよ、とその度に捕まえてはイスに引き戻す。
野菜を食べさせようとすると、
「いいから、いいから。いま、ぼくはひつようないから。」といっちょまえな口をきいて断る。
「だめー！！うちに来たら、それは通用しないからね。」とクギをさし、一口は食べさせる。
不毛のバトルを繰り広げ、ようやくお食事タイム終了。
ちょうど、そのとき弟からの電話。
遅くなるから、できればお風呂も、とのヘルプコール。
着替えもないのに、どーすんの。
私達夫婦はすでにアルコール摂取済みであり、クルマを出すのはNG。
仕方なく、自転車を走らせ夜１０時まであいている大型SCへ下着と、パジャマを買いに走る。
便利なところで良かったよ。。
それにしても、４０過ぎての子育てはきつい。
寿命が２０年は縮まりそうだ。
可愛いけれど、丸々一日のお相手は大変。
せめて、蒙古斑がとれてからの、お泊まりコースにしておくれ。