ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

別れ

2005-05-13 | 砂時計
またひとり、友が離れて行った。
この地へ越してきてから親しくなった友人である。
大人になってからの友人といえば、子どもがらみか、ご近所づきあいか、のきっかけがほとんどだが、この春去って行った友人達は違った。
ひょんなことで知り合い、親しくなった。
しょっちゅう会うわけでもないが、会えば話が弾み、時の流れるのを忘れた。
二人とも転勤族で、この地は子どもの学校の関係で足止めになっていた。
その子ども達も進学した今春、この地に留まる理由はなくなり、それぞれ単身赴任中の夫の元へと行ってしまった。
ひとりは3月に、そして今日またひとり。
もう、ランチを共にしたいと思える友人は、ほとんど近くにはいない。
見送る側に立つのは、本当に寂しい。

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3 コメント

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同じ別れでも・・・ (アプリコット)
2005-05-14 00:58:19
去る側と見送る側とでは寂しさも随分違いますよね。

私は今まで去る側になることの方が多かったような気がしますが、去年の春、子供がらみで親しくなった友人との別れが本当に寂しく身にしみました。

ランチを共にしたいと思う友人が身近に居なくなってしまうと空虚感さえ感じそうです。

そして益々ネットの世界に引き込まれてしまいそうです。

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私は逆に・・ (EKO)
2005-05-14 09:47:01
高台の(というと良く聞こえますが、不便な)住宅地なので、マンションも無く、住んでいる人は一戸建てかアパートです。

アパートの人もなじんでしまってか、同じエリアで家を買う人がかなりいます。(不便ゆえにもともと転勤族は少ないかな、実家が近い人が多い)

うちは、主人の実家の隣の戸建てなので、アパートに住んでいた知人が近くに家を買うたびに「一緒に年をとる知人がまた増えた」という間隔でいます。

子供を通じての方ですが、年齢がそこそこ近いことになるので皆が親友という訳でなくてもこれから自分が年をとっていく場所に皆住み着いていくのはうれしいです。

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流浪の民 (CITROEN)
2005-05-14 22:56:34
アプリコットさん、こんばんは。

そうですよね?見送るほうが、倍寂しい気がします。

ことに、私のように日中決まった人間との接触しかないものにとって、数少ない友人との別れは身にしみて寂しいです。

会社でのネットも取り上げられ、仲の良い友も去ってゆき、益々私のリアルワールドは、寂れてゆく一方です



EKOさんは、着実に安住の地を築いておられるようですね。羨ましいです。

姑がちょうどそんな感じで、しっかと今の住宅地に根を張って生きています。だから、一人になろうとも絶対私達のところには来たくないらしいのです。

私は、親が転勤族だったせいか、ひとつのところに定住するのが苦手なようで、しばらくすると飽きてしまうのです。

引越しは面倒だけど、この家もそのうちまた引っ越してしまうような気がします。

そのうち、海外へ移住したりして。。

一戸建てに住むと、愛着が湧いてずっと住もうと思うのかしらん?
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