現代雪隠事情

オタクの聖地、秋葉原に東京都の有料トイレが出現したそうだ。
一回の利用料が１００円らしい。
へえ、１００円で気持ちのいいトイレが使えるっていいな。
と、ニュースを見ていてつぶやくと、横から節子さんが
「うわー！たっかー！（高い）」と叫んだ。
もう、節子さんの経済感覚には慣れっこなので、今更驚きはしないが、公共のトイレが苦手な私にとってはこれはビッグニュースだった。
子どもの頃から、学校のトイレが苦手だった私。
以前にも、ここに書いたことがあるけれど、本当に多数で使うトイレは苦手。
多少のお金をだして、きれいな気持ちの良いトイレに行けるのなら、迷わず財布の口を広げたい。
それが１００円だなんて！感動の安さである。
是非是非、全国に広がって欲しいと切望する。

さて、返って我が家のトイレ。
大きな声ではいえないが、恥ずかしながら私は○主である。
息子の出産を期に（このフレーズ、なんだか最近多いな）なってしまった。
もともと最強のベンピストである。
出産直後は、トイレタイムがフリーズタイムだった。
出産の痛みより、もっと強烈だったかもしれない。
で、この最近、お腹の調子が思わしくなくて、下痢やら便秘やらしっちゃかめっちゃか状態なので、病状が悪化しているようなのだ。
先日の朝、トイレからお尻を突き出して、顔を苦痛に歪めてでてきた私を見て、夫が可哀相に思ったらしい。
「よし！パソコンの買い替えより、ソファーより、先にウォシュレットを買おう。」と言ってくれた。
そう、このマンションは８年前に建ったマンションなのに、温水洗浄便座がついていないのだ。
毎朝定時にするすると難なく排出できる夫には、まったくその種の苦しみは理解できないらしいのだが、私のその朝の状態は相当哀れに見えたらしい。
かくして、近々トイレが少しは快適なものに変わりそうだ。
これで、きちんとしたトイレタイムが私に根付いてくれればいいのだけれど。