なるほどな、と思わせることが多い。
先日、タレントから県知事になったひとの、自宅マンション突撃レポなる番組を見た。
そのなかで、びっくりしたのがリビングの食卓テーブルに新聞紙を敷き詰めていたこと。
知事になれば、食事時間とて無駄にはできないから、こうやって新聞に目を通しているのかと思えば・・・
ランチョンマット代わりにしている、という。
そうやって食事をすれば、テーブルが汚れることがないからなんだとか。
本当か嘘かは知らないが、実家でもやっていたことだという。
そんな話を節子さんとしていると
「実は・・」とお嫁さん2号の話をし始めた。
節子さんが息子さん2号のところへ遊びに行ったときのこと。
朝が遅いお嫁さん2号は、なかなか起きてこない。
息子さん2号がやさしくなだめてすかしてようやく起こして、朝ごはんが始まった。
各自のテーブルに置かれたのは、新聞のチラシと、その上にペーパータオル。
どうするのか興味しんしんで節子さんが見ていると、トーストがおかれた。
「さ、食べましょう。」と促され、目が点になった節子さん。
おずおずと節子さんが
「お、お皿は?」と聞くと
「これだと、後片付けが楽だし、水道代もかからなくて節約になるでしょう?」とちょっと自慢そうにお嫁さんは言ったらしい。
普段、台所で立ってつまみ食いで食事にしてしまう節子さんだが、さすがにびっくりしたらしい。
100歩譲って、普段、そういう暮らしをしているにしても、お客さん(それもお姑さん)が来たときくらい、よそ行きのおもてなしをするのが普通じゃないか、というのだ。
なのに、チラシとペーパータオルでの朝食。
サラダや卵料理などでてくるはずはない。
息子さんも別に異存を唱えるでもない。
そんな暮らしぶりを見てきた節子さんが言うのには、それはひょっとして地域性なのかもしれない、というのだ。
多分、お嫁さん2号がお姑さんの前でも、平気でそういうことをするからには、きっと実家でもそうしていたのだろう、ということ。
新聞紙をテーブルに広げて、クロス代わりにしていた知事と遠くはない地方の出身のお嫁さんなので、それもさもありなん、といったところか。
転じて、わが夫がびっくりしたというこのあたりの風習。
畳の上に、ござやカーペットを敷くという暮らし方。
節子さんちはもちろんのこと、友人、知人、このマンションのなかにもいるらしい。
なぜか、といえば「畳が傷むから」というのが第一の理由。
畳をやりかえるとなると大変なお金がかかるが、ござやカーペットなら高くても1万円くらいのもので済む。
なら、なんのための畳か、といえば法事などのお客さんに対応するためのものだからだ。
人を招いたときに、畳の色が変わっていたり、痛んでいたりすると「格好が悪い」からなのだ。
そういえば、私の祖父の家にも敷かれていた。
理由を聞いたことはなかったが、きっと同じ理由によるものだったのかもしれない。
関西で生まれ育った夫は、まわりでそんな家を見たことはない、という。
そういえば、私の母方の祖父の家でもそんなことはしていなかった。
これもまた地域の特性なのか。
ほかのエリアでも、そこでしか見られない、という風習がきっとあるだろう。
その底に流れるものは、果たして県民性なんだろうか。
比較しながら見ていくと、なかなか面白いものがあるかもしれない。
先日、タレントから県知事になったひとの、自宅マンション突撃レポなる番組を見た。
そのなかで、びっくりしたのがリビングの食卓テーブルに新聞紙を敷き詰めていたこと。
知事になれば、食事時間とて無駄にはできないから、こうやって新聞に目を通しているのかと思えば・・・
ランチョンマット代わりにしている、という。
そうやって食事をすれば、テーブルが汚れることがないからなんだとか。
本当か嘘かは知らないが、実家でもやっていたことだという。
そんな話を節子さんとしていると
「実は・・」とお嫁さん2号の話をし始めた。
節子さんが息子さん2号のところへ遊びに行ったときのこと。
朝が遅いお嫁さん2号は、なかなか起きてこない。
息子さん2号がやさしくなだめてすかしてようやく起こして、朝ごはんが始まった。
各自のテーブルに置かれたのは、新聞のチラシと、その上にペーパータオル。
どうするのか興味しんしんで節子さんが見ていると、トーストがおかれた。
「さ、食べましょう。」と促され、目が点になった節子さん。
おずおずと節子さんが
「お、お皿は?」と聞くと
「これだと、後片付けが楽だし、水道代もかからなくて節約になるでしょう?」とちょっと自慢そうにお嫁さんは言ったらしい。
普段、台所で立ってつまみ食いで食事にしてしまう節子さんだが、さすがにびっくりしたらしい。
100歩譲って、普段、そういう暮らしをしているにしても、お客さん(それもお姑さん)が来たときくらい、よそ行きのおもてなしをするのが普通じゃないか、というのだ。
なのに、チラシとペーパータオルでの朝食。
サラダや卵料理などでてくるはずはない。
息子さんも別に異存を唱えるでもない。
そんな暮らしぶりを見てきた節子さんが言うのには、それはひょっとして地域性なのかもしれない、というのだ。
多分、お嫁さん2号がお姑さんの前でも、平気でそういうことをするからには、きっと実家でもそうしていたのだろう、ということ。
新聞紙をテーブルに広げて、クロス代わりにしていた知事と遠くはない地方の出身のお嫁さんなので、それもさもありなん、といったところか。
転じて、わが夫がびっくりしたというこのあたりの風習。
畳の上に、ござやカーペットを敷くという暮らし方。
節子さんちはもちろんのこと、友人、知人、このマンションのなかにもいるらしい。
なぜか、といえば「畳が傷むから」というのが第一の理由。
畳をやりかえるとなると大変なお金がかかるが、ござやカーペットなら高くても1万円くらいのもので済む。
なら、なんのための畳か、といえば法事などのお客さんに対応するためのものだからだ。
人を招いたときに、畳の色が変わっていたり、痛んでいたりすると「格好が悪い」からなのだ。
そういえば、私の祖父の家にも敷かれていた。
理由を聞いたことはなかったが、きっと同じ理由によるものだったのかもしれない。
関西で生まれ育った夫は、まわりでそんな家を見たことはない、という。
そういえば、私の母方の祖父の家でもそんなことはしていなかった。
これもまた地域の特性なのか。
ほかのエリアでも、そこでしか見られない、という風習がきっとあるだろう。
その底に流れるものは、果たして県民性なんだろうか。
比較しながら見ていくと、なかなか面白いものがあるかもしれない。
おっと、失礼しました。
まずは、挨拶からですよね。
CITROENさん、こんばんは。
そんな、そんな、朝食の風景なんて、
想像がつかない。
でも、節約をしている部分だけは、
偉いと思う。私には出来ないから。
でも、でも、でも、やっぱり考えられない。
それが、県民性なら、すごいわ。
なんか、悪い夢みそうやわ。
しかしながら、勉強になりました!
おもしろい本が一冊かけそうですな!ベストセラーになるよ。
しかし、嫁2号・・・恐るべし。
でもさ、息子さんも異存なし、とは・・・。
地域性かどうか定かじゃありませんが、ダンナの実家で、
どこぞの土産を親戚などにあげるとき、自分宅用に買ったものを例えば漬け物とか、半分個にしてあげるの。
「一つもらっても多くて迷惑だろうから」っていうんだけど、
初めて見たときは驚きました。
だっていくら親しい親戚でも、それはないでしょ~と思いましたよ。
うちの実家は、お客さんには足りないくらいなら余らせた方がよい、みたいな感じでどっかり料理でも土産でもあげていたから。
ま、自分がそうやってもらっても別にどうも思わなくなったので
息子さんも慣れちゃったのかな?
義父の家にもカーペットのリビングにはテーブルの下、ストーブの前、マッサージチェアの下と、竹ゴザが敷いてあります。。。
夏はその方が気持ち良いからか、いやいや、カーペットにテーブルなどの足の跡がつかない為でしょうか。
(部分的に2枚重ねているような所もあったような。
10年前に新築したのにカーペットというのもちょっと珍しいのですが、多分前の家もそうだったので、祖父母の「リビングはカーペット」なこだわりなのでしょぅ。)
話を戻しますが、その何枚も重ねたものもそれをめくって掃除とかしていないので非常に不衛生だと気になっています。
それ以前にもともと掃除機をあまりかけない義母だったのでカーペット自体も帰って不衛生なのですが、「フローリングはホコリが目立つから」と聞いたような気もします。。。
目立っても目立たなくても埃があることに違いは無いのですけどね。
私はといえば片付けは非常にニガテですが、埃は好きではないので掃除機はちゃんとかけております。
ふふ、びっくりしたでしょう?
大雑把な私でも、だったよ(笑)
このお嫁さんのよくわからないところは、こういう節約をするかと思えば、月に4万も5万もするようなおもてなし料理教室へ通ったりしているってことなのね。
野菜の切り方ひとつ知らない子が、おもてなし料理を習ってどーすんの?って話です。
いろいろとびっくりすることは世の中ありますね~。
私も学部が違えば、卒論のテーマに選べばよかったなぁ、って思ったわ。
で、アンドレさんのご実家がある地方は、そういう風習があるの?
一族の結束感が強いっちゃ強いってことだろうけど、ちょっとびっくりするよね。
お隣へお裾分け、って感じ?
せっちーの息子さんは、奥さんをとても大切にしているので、何でもしたいようにさせてるのかも。
息子さん1号より、はるかに高収入を得ているので、別に節約することはないと思うんだけど。
だから、やっぱり地方の風習かなぁ?と思ったりする。
そうでしょう?
私のまわり、なんて節子さんに比べればなんのその、ですわ。
今日も節子さんの「悲壮なる一族」の話を花見の席でこんこんと聞かされて帰ってきました。
で、お義父さんところのそういうパターンはありがちな話ですよね。
うちの実家も、本棚の下とかに何かをかませていたと思います。
あの世代は、それが常識になっていたんでしょうかね。
私の祖父宅のカーペットやござも、法事の席にはとるのか、と思えば結局家具をのけるのがじゃまくさいからか、そのままだったりするんです。
はぐって掃除したら、膨大なダニが捕れそうですよね(鳥肌)
EKOさんが片付けが苦手って、すっごーーく意外な感じ。
ちゃっちゃと、すっきり!片付けてしまいそうなイメージが強いですけど。
こういうカルチャーショックって、ほとんど人生のテーマみたいな感じです。
この新聞紙をお皿代わりにって、うちの実家の父がやるんですよ・・・。トーストのとき限定で。
焼いたパンのくずがお皿からはみでて、テーブルの上にこぼれるのが嫌なんですって。
母と私と妹が、横で「ありえな~い!」と口を揃えて言っても、意に介さず。いまだにやっています。
とはいえ、お客様が来たときはその父ですらやりませんから、このお嫁さんはかなりのツワモノかも(笑)
父は生まれも育ちも広島なので、やっぱり九州を中心とした一種の習慣(?)なのかなあ・・・?父以外の人がやっているのを見たことはないですが・・・。
最近ショックを受けたのは、狭い道で車と車がすれ違うことを、「離合」と呼ぶのが方言だっていうことです。地元の動車学校でも普通に使われていたんですが、九州と広島と四国の一部でのみ使われている方言なんだそうで・・・。
こういう、日常会話であんまり出てこない言葉って、わりと方言に気づきにくいんですよね(^_^;
brownieさんのお父様が?!
へぇ~~~~~っ、やっぱりそういうのってローカル性のものなんでしょうか?
ま、実際合理的といえば合理的だとは思うのですが、なんせ味気なさすぎますよね。
女性でそれをやってのける、ってやっぱりせっちーのお嫁さん2号は「ツワモノ」だと思います。。。
「離合」って生まれて初めてききました。
自動車学校でも普通に使われているのですか?
へぇ。
やっぱり、方言というのはミステリアスなものですね。
先日NHKのアナウンサーが出身の方言を紹介していましたが、机を運ぶことを
「机をかく」というのだそうです。
「かく」と言えば「書く」「掻く」がまず、頭に浮かびますよね?
ほんと、おもしろいです。