ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

五月病

2005-05-16 | 砂時計
明日から息子の中間考査。
いくら内申が関係ないとはいえ、明日からテストだというのに、ギターを弾いたり音楽をかけたり、余裕綽綽である。
彼は、軽い五月病なのかもしれない。
可哀相に、理数系の苦手なところが私に似てしまい、高校の数学についていけてないらしい。
先生も、中学までの先生とは違い、さっさと進んで、もう数Ⅱの半分くらいを終わらせてしまっているそうだ。そりゃ、ただでさえ数学の苦手な彼に、理解できる道理がない。
先生の理屈としては、大学の入試は全国の学生が相手、中高一貫校から受けにくる学生は、皆中学の間に高校の数学を終わらせてしまっているのだから、そんなヤツらと同じ土俵に立つのなら、それなりの覚悟で臨めよ、ということらしい。
テストも、各クラスごとで違う問題なので、学年順位はつかないらしい。
入学時、学年主任が口をすっぱくして言ったのは
「予習、テストの見直し、読書。この3つを必ず実行すること。」
その言葉の意味を、いまじわじわと息子は味わっている。

しかし。
義務教育と違って、ちゃんと月謝を払っているのだし、塾へ行かずとも解るぐらいは教えて欲しいのだけど。
勉強だけが全てじゃないけれど、今までゆとり教育でぬるま湯に浸りきっていた子ども達を、急に昔の教育方法で締め上げようとしたって無理があるのじゃないのかな。
え、京大出の先生よ。

追伸。
先日、こちらでお願いしました署名活動のご報告です。
大勢の方々のご厚意により、活動の実を結びそうです。
ご協力くださった皆様方、本当にありがとうございました。
なお、この発起人の大沢かおりさんは、特定の政治、宗教団体に属されているわけではありません。
誤解のないように付記しておきます。署名活動

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やはり・・・ (アプリコット)
2005-05-17 20:04:28
ゆとり教育のつけは高校時代にやってくるとは聞いていましたがやはり本当ですか!

小2のこの時期で小5までの算数は終わった・・・というクラスメートの噂を聞くとドキッとしていましたが、その比ではなさそうですね。

「中間テスト」!もうそうした定期テストを受けなくて良いと思うと主婦も楽なお仕事ですわ・・・なんて思っているとあっという間に子供がそういう年齢になるのですね。

返信する
うちの子だけかもしれませんが (CITROEN)
2005-05-17 21:31:30
アプリコットさん、こんばんは。

うちの子には、しっかりとツケがまわってきているようです(泣)。

小2で小5の算数が終わった、ってK式でしょうか?それが実を結ぶ子もいれば、それだけで終わる子もいるようですが。。。



今朝のニュースでも、某国立大学の学生に、ノートの取り方をレクチャーしている、文章の書き方も教えないと論文に絵文字を使ったりしている、というのをやっていて唖然とさせられました。

ノートを取るポイント、アンダーラインの引きかた、そんな馬鹿げたことを大学生(それも国立大学生)にもなって教えられなければわからない、という程度の低さに呆れてものが言えませんでした。

ゆとり、ってもたすところのポイントがずれていたのだと思わざるをえない現実です。



確かに、大人になってなにが一番嬉しかったかって、テストがないってことでしょうか(爆)。

だからといって子どものテストに一喜一憂することはありませんけどね。
返信する

コメントを投稿