朝、会社に着くなりとった電話。
クレームの電話だった。
こういったクレームの電話は、週に1~2本はかかってくる。
内容としては、我が社の業務委託をお願いしている方々の仕事の内容に関するものがほとんどである。
今日の電話も、カテゴリーとしてはこの部類のものだったが、いつものものと違うのは、その仕事をしているひとの態度が悪い、ということだった。
挨拶をこちらからしているのに返さない、というのだ。
客が
「おはようございます。いつも、ありがとうございます。」と言ったのに無視して行ってしまったらしい。
聞けば、たまたま聞こえなかったとかいう問題ではなく、今までも何度も挨拶しても無視された、というのであんまりだと思って電話してきた、という。
エリアを尋ねれば、誰なのかが限定される。
その担当者が割り出された段階で、内心「ちょっと困ったことになった」と思った。
というのも、この担当者は仕事内容はともかく、人間性でちょっと難あり、とリストにのっているような人物であったからだ。
我が社の仕事をしていることを、自分自身快く思っておらず、それどころか恥ずかしい、とまで言っているらしい。それならば、やめればよさそうなものだが、それは他との兼ね合いから出来ないらしい。
そんな人なので、こちらから
「これこれこういうクレームがはいりました。挨拶ぐらいは返していただけますか。」と言ったところで聞くようには思えない。
上司は、
「まぁ、次回全員に注意を促すようにしよう。」とのんきに構えている。
次回、というのは月末になる。
それまでに、また今日の客は、嫌な思いをすることになる。
電話を受けた私も、ほったらかしていたようで居心地が悪い。
そんなことのあった今日の昼休み。
買い物に自転車ででかけた私が、止めていた自転車を出そうと見ると、隣に止めていた中年の女性が、手袋をゆったりとはめている。
私は、昼休みの時間が終わりそうなので、早く出したいのだが、そんな私にお構いなしにのんびりとしている。(私が横の自転車を出したいことには気づいている)
仕方がないので、自転車の間に身体を割り込むようにして私が入った。
すると、その女性はようやく自転車の鍵をはずし、やおら動かし始めた。
そのとき、彼女の前のタイヤが私のパンツの裾に斜めにあたり、こすれて汚れた。
彼女は、自分の自転車が私に当たったことを知っている。
だが、知らん顔。
むっとした私は、パンパンとオーバーアクションで裾の汚れをはたいた。
その態度に彼女はちらっと視線をこちらによこし、ぷいっと知らん顔をして行ってしまった。
なんなんですか、あの人は!
自分が当たっておきながら、すみません、ごめんなさい、失礼、といった一言の侘びもいわずにさっさと行ってしまうなんて。
朝のクレームの原因となったひとも、この自転車の女性と同じくらいのひとである。
十分すぎるくらいの大人である。
なのに、そういうちょっとしたことでさらっと挨拶すらできないのだろうか。
それとも、こういうことに目くじら立てて怒るほうがおかしいのかしらん。
クレームの電話だった。
こういったクレームの電話は、週に1~2本はかかってくる。
内容としては、我が社の業務委託をお願いしている方々の仕事の内容に関するものがほとんどである。
今日の電話も、カテゴリーとしてはこの部類のものだったが、いつものものと違うのは、その仕事をしているひとの態度が悪い、ということだった。
挨拶をこちらからしているのに返さない、というのだ。
客が
「おはようございます。いつも、ありがとうございます。」と言ったのに無視して行ってしまったらしい。
聞けば、たまたま聞こえなかったとかいう問題ではなく、今までも何度も挨拶しても無視された、というのであんまりだと思って電話してきた、という。
エリアを尋ねれば、誰なのかが限定される。
その担当者が割り出された段階で、内心「ちょっと困ったことになった」と思った。
というのも、この担当者は仕事内容はともかく、人間性でちょっと難あり、とリストにのっているような人物であったからだ。
我が社の仕事をしていることを、自分自身快く思っておらず、それどころか恥ずかしい、とまで言っているらしい。それならば、やめればよさそうなものだが、それは他との兼ね合いから出来ないらしい。
そんな人なので、こちらから
「これこれこういうクレームがはいりました。挨拶ぐらいは返していただけますか。」と言ったところで聞くようには思えない。
上司は、
「まぁ、次回全員に注意を促すようにしよう。」とのんきに構えている。
次回、というのは月末になる。
それまでに、また今日の客は、嫌な思いをすることになる。
電話を受けた私も、ほったらかしていたようで居心地が悪い。
そんなことのあった今日の昼休み。
買い物に自転車ででかけた私が、止めていた自転車を出そうと見ると、隣に止めていた中年の女性が、手袋をゆったりとはめている。
私は、昼休みの時間が終わりそうなので、早く出したいのだが、そんな私にお構いなしにのんびりとしている。(私が横の自転車を出したいことには気づいている)
仕方がないので、自転車の間に身体を割り込むようにして私が入った。
すると、その女性はようやく自転車の鍵をはずし、やおら動かし始めた。
そのとき、彼女の前のタイヤが私のパンツの裾に斜めにあたり、こすれて汚れた。
彼女は、自分の自転車が私に当たったことを知っている。
だが、知らん顔。
むっとした私は、パンパンとオーバーアクションで裾の汚れをはたいた。
その態度に彼女はちらっと視線をこちらによこし、ぷいっと知らん顔をして行ってしまった。
なんなんですか、あの人は!
自分が当たっておきながら、すみません、ごめんなさい、失礼、といった一言の侘びもいわずにさっさと行ってしまうなんて。
朝のクレームの原因となったひとも、この自転車の女性と同じくらいのひとである。
十分すぎるくらいの大人である。
なのに、そういうちょっとしたことでさらっと挨拶すらできないのだろうか。
それとも、こういうことに目くじら立てて怒るほうがおかしいのかしらん。
子供が挨拶しても「ふんっ!」という近所のおばさん。
人間関係をスムーズに保つためにはちょっとした一言はとても大切だと思います。
足を踏まれても「すみません」と言っているのに、踏んだ相手は知らん顔…?と思うこともしばしばです。
大人がこれでは子供もきちんと育つはずはないですよね。
こんなことで日本はどうなってしまうのでしょう。
個人的な立場の場合はどうしようもありませんが、会社に対してクレームがあったなら、直接注意するか、担当を替えるかの対応が必要になると思うのですが、難しいのでしょうね。
どういう神経してるんだろう・・と大抵は腹が立つのですが
たまに怒りを通り越して、寂しくなってしまいます。
あいさつって人間の基本ですよね。
それにしても、その自転車おばさん!
思い返すとますます腹が立ちますね~。
「ああ言ってやればよかったぁ~!キー!」と
私だったら数日イラっとしていると思われます。
私、すごーくささいなことで目くじら立ててます。
自転車で狭い道を走るとき、手前で待って道を譲っても
なーんにも言わずにさーっと行かれたときとか・・
ま、譲ったのはこっちの勝手とも言えますが、やっぱり
軽く頭を下げるくらいしてほしいなーと思ってしまう私です。
器、ちっちゃすぎでしょうか?
アプリコットさん、ひどすぎますね!そのオバサン!!
子どもが挨拶するのに無視するなんて!!
足を踏まれた、踏んだ、の場合もそういうことよくありますよね~。踏んで「すみません」と謝っているのに、「ふんっ!!」と言わんばかりに睨み返すひともいるし。
ちょっとしたことなんですが、ひとことふたこと言葉を交わせばその場が和むし、気分がよくなるのに、って思いますよね。
会社の場合、けっして雇用条件がいいわけではないので、こちらとしても辞められたら困る、という裏事情もあってなかなかぱしっと注意はできないところがつらいのです。
mika*さん、こんにちは。
お嬢ちゃん、風邪がよくなってきたようでよかったですね。子どもの病気は、親もつらいものがありますもの。
>怒りを通り越して寂しくなる
って、わかりますー!
クレームの電話も色々で、受話器を握っている手が、怒りでぶるぶる震えてくることもしばしば。。
今回のクレームの場合、そのお客さんの気持ちもよくわかるし、言い方も嫌な感じではなかったので、平謝りで「すみません。申し訳ありませんでした。」で貫き通してもあんまり嫌な気分にはなりませんでしたが、自転車のひとにはまったく腹がたちました。
ほんのちょっとしたことだけど、相手もすまなさそうにしてくれたら「いえ、いえ、お互い様ですから」みたいにさらっと流せてしまったことなのにね。
ま、自分はそういう失礼で、非常識なことをしないように気をつけようと見直す意味で反面教師をありがとう、と思うことにしました。