ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

ちょっと気になったこと

2006-09-16 | 砂時計
大学教授が痴漢行為でつかまった。
本人は、身の潔白を訴えているそうだが、初犯ではないようだし、被害者がその場で叫んだというのだから、間違いないのじゃないか、と思われる。
「教育者」という立場の人間のやったこととして、非難されても仕方のないことだろう。

昨日、会社で新聞を読んでいて気になった記事。
読者の投稿欄に載っていた。
小学生の母親からの投稿で、息子が学校で出されている宿題に日記があるそうだ。
その男の子がある日の日記に、「ハンバーグ」のことを書いたら、先生から返されたコメントは
「その日に何を食べたのか、献立など知りたくありません」というものだったらしい。
男の子は、献立を書いただけではなく、どうやって作ったかとか、いろいろとその日の食事についてのことも書いていたそうだ。
また、別の日にリレーの選手に選ばれた感激を書くと
「まだ、校長先生が許可したわけではありません。むやみに喜ばないように」というような大人気ないコメントが書かれていたのだそうだ。
日記を書く、という行為は大人でもなかなか毎日続けることが難しいことである。
小学生にとって、文章を書くことが大好きなこどもならまだしも、おおかたのこどもにとっては苦痛を伴う作業であると思われる。
なのに、苦労して書いたであろうその文章に対してのコメントがそれとは、本当にあんまりだと親でなくても言いそうになる。
そんなにコメントをつけるのが嫌なのなら、そんな宿題をださねばいいではないか。
先生といえど、サラリーマンなんだから、と言うのならそれに徹して「教育者としてのプロ」に徹底的になりきるべきだろう。
それならば、お客様である「児童・生徒」に対してのあり方も変わってくるのではないか。
その男の子の書いた日記を読んだわけではないし、前後の状況はわからないが、その母親の投稿を読んだ限りでは、その担任は小学生の担任をすべきではない、と思う。
子どもは大人が思っている以上に鋭く、もろく、壊れやすいものなのだから。

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7 コメント

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腹立つ (marco)
2006-09-16 20:56:15
日記ね

毎日毎日うちの娘も書いてますよ

見開き1ページに日記漢字宅習と毎日続けています

この努力の目指すものは毎日続けるということだと思うんです(私は!)

毎日学校から帰って明日の準備をする

準備するものがその宅習帳なるものに書いてあって・・・と流れを自分なりに作っていく

自分で考えてね

先生からは授業参観の後に「なぜ宅習帳の提出を義務づけるのか」説明もあり必要性その他いろんなお話もありましたよ



子ども達は学校から遊ぶ時間も無いくらい遅い時間に帰ってきます

そんな時間から1時間以上かけて宿題をし、夕食・・・お風呂に入って9時就寝なんてあっという間です

今運動会シーズンで練習で疲れるらしくお風呂でウトウトなんてことも

なのに宿題は毎日あります

土日の分もあります

娘自体苦としていないようなので今のところ問題はありませんが

先生からこんなコメントが返ってきた日には殴りこむ勢いで怒りますね(私は)



しかし大学教授さんの件にも腹立つんですけど

「酒によっていたらなんでもあり?」

大学教授の生徒さんの教授へのコメントを聞いて

その大学の評価をしてしまった私はどう?



久しぶりに来て熱くなってすいません

台風が来そうなもんでちょっと不安な夜を過ごしております
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あるニュースのコメントで (EKO)
2006-09-16 22:18:37
その大学の生徒なのか、街頭インタビューなのか

「そんな人に採点されたくないです」

とある学生が言ってました。

ごもっともですとも。
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どうなんでしょう (CITROEN)
2006-09-16 22:43:16
marcoさん、台風の被害がでていなければいいのですが・・・



娘ちゃんも毎日宿題がでているの?

でも、その習慣は大切だと思います。

うちの息子は、「ゆとり教育」の真っ只中に小中学校時代をすごしたので、その弊害がじわじわでてきています。ほんと、なーんも知らなくて。

娘ちゃんの学校は、いい学校ではないかしら。

それにしても、この担任、ヒドイでしょう?

このコメントをそのまま受け止めると、たいていの親は怒ると思います。

そのお母さんは、学校に言うべきかどうか悩んでいるようでしたが。

かと思えば、くだらないことですぐに教育委員会に直訴するバカ親もいるし。

なんだかねぇ・・・



EKOさん、そのインタビュー、哀しいですね。

大学が最高学府といわれたのは、はるか昔のことになりつつあるのを感じます。
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先生って・・・ (アプリコット)
2006-09-16 23:48:30
例の痴漢行為をはたらいた元教授は、一旦早稲田大学をやめてから名古屋大学で教えていたようですよね。

痴漢行為が原因なのにそういう人間を先生として雇った大学の判断もどうだろう?と疑問に感じます。

酔っていたら何しても良いと思っているのでしょうか。治らない病気のようなものだと思うので、少なくとも女性(女学生)からは遠ざけてもらいたいものです。



学校の先生のコメントの配慮のなさにも愕然としますね。今の先生は本当に忙しそうですが、それならまだはんこだけの方がマシだと思います。

先生の威厳も何もなくなりつつあるのは、先生側の責任だけでなく、今の親にも原因はあると思うのですが、難しい問題ですね。

我が子が良い先生に恵まれることを望むばかりです。
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悪循環 (CITROEN)
2006-09-17 20:36:42
が、現在の教育現場には存在していると思います。



今朝のTBSの番組で、ちょうど「大学」についてのテーマをやっていましたが、今は国立大学でさえ経営を念頭において大学を運営していかねばならない、という現実がますます大学のレベルを下げているように感じました。

破廉恥な行為を行ったひとを客員教授とはいえ、教鞭をとらせるという大学のモラルの低さは、まさに現代の大学の在り方の象徴ともいえなくない気がしますね。



義務教育の現場でも、忙しい、というのが子どもの教育のためではなく、上に提出する資料作りのため、というのが根本的に間違っている。

アプリコットさんのおっしゃるように、心無いコメントを返すくらいなら、「よくできました」の桜判の方がよっぽどこどものためにはマシですね。

良い先生に当たるかどうかは、運不運で決まる、というのもなんだか哀しすぎます
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嫌な話だな (Roco)
2006-09-18 20:35:45
その日記のコメントの話。

大人の私だってさ。日々日記書いて、みなさんのコメント読むとまた書こう、と思うのにさ。

そんなことを書かれた子供はどんな気持ちだったろう。

ま、学校の先生もほんと、「ものすごい変、じゃなければよしとしようか・・・・」と思っておかねばならないほど、いい先生にあたる確率は低い、と思います。

この前も、そういうネタで母たちとつい盛り上がってしまいました。

学校の先生と医者はもっと性格的になれるハードルを高くした方がいい、というのが私の持論です。
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生かすも、殺すも (CITROEN)
2006-09-18 21:56:08
「ひと」なんですねぇ。



先生たちにも言い分があるのはわかるんだけど、やっぱり、この場合、このコメントはいかんでしょ?

学校の先生の免許制度が今度改革されるようだけど、医者のほうは日本医師会が政界を牛耳ってるから手付かずだしね。

私もRocoさんに同感だけど、性格っちゅーのは点数化できないものだし、白い巨塔じゃないけど、有能な医者が、優良だとは限らないしね。

難しいです。



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