理系が不人気である。
ゆとり教育の歪がこんなところにも現れてきているらしい。
そこで、文科省が「科学技術週間」というのを設け、子どもたちの理科離れを食い止めようとしている、というニュースをやっていた。
その一環として、「一家に一枚周期表」というスローガンのもと元素記号の周期表を配るらしい。
元素記号の周期表、といえば高校に入ってすぐ、化学の授業で習ったあれである。
「水兵のリーベはぼくのふね」と私が覚えているのはそこまで。
それと合わせて強烈に記憶に残っているのは、その先生の自己紹介だ。
えらの張ったホームベースのような顔に、度のきつい分厚いレンズのメガネをかけた女の先生だった。
私の高校の先輩とかで、
「私たちの時代は、先輩に比べてあほになっていました。が、皆さんの時代よりかは賢かったのですよ」と平気でぺらっというような先生だった。
で、その強烈な自己紹介というのは
「私は高木亜紀です。亜紀の“亜”というのは“あほ”の“あ”ですね。
何故にあほかといえば、“亜”という文字の意味はひとつ足りない、という意味だからです。
化学でも“亜”のつくモノは手がひとつ足りないものがそう呼ばれていますね。
あ、皆さんのなかに“亜”のつく名前のひとがいたら失礼!」
という調子。
手がひとつ足りない、というのは化学式でプラスとマイナス、その結びつくときの手のことなのだと、あとでわかった。
その独特の自己紹介は気にいったが、化学はさっぱりわからず、モルやなんやらかんやら、赤点ぎりぎりの成績で終わってしまった。
この年齢になると、別の意味でちょっと元素記号に興味が出てきた。
文科省に請求して、トイレにでも貼っておこうかな。
科学技術週間
ゆとり教育の歪がこんなところにも現れてきているらしい。
そこで、文科省が「科学技術週間」というのを設け、子どもたちの理科離れを食い止めようとしている、というニュースをやっていた。
その一環として、「一家に一枚周期表」というスローガンのもと元素記号の周期表を配るらしい。
元素記号の周期表、といえば高校に入ってすぐ、化学の授業で習ったあれである。
「水兵のリーベはぼくのふね」と私が覚えているのはそこまで。
それと合わせて強烈に記憶に残っているのは、その先生の自己紹介だ。
えらの張ったホームベースのような顔に、度のきつい分厚いレンズのメガネをかけた女の先生だった。
私の高校の先輩とかで、
「私たちの時代は、先輩に比べてあほになっていました。が、皆さんの時代よりかは賢かったのですよ」と平気でぺらっというような先生だった。
で、その強烈な自己紹介というのは
「私は高木亜紀です。亜紀の“亜”というのは“あほ”の“あ”ですね。
何故にあほかといえば、“亜”という文字の意味はひとつ足りない、という意味だからです。
化学でも“亜”のつくモノは手がひとつ足りないものがそう呼ばれていますね。
あ、皆さんのなかに“亜”のつく名前のひとがいたら失礼!」
という調子。
手がひとつ足りない、というのは化学式でプラスとマイナス、その結びつくときの手のことなのだと、あとでわかった。
その独特の自己紹介は気にいったが、化学はさっぱりわからず、モルやなんやらかんやら、赤点ぎりぎりの成績で終わってしまった。
この年齢になると、別の意味でちょっと元素記号に興味が出てきた。
文科省に請求して、トイレにでも貼っておこうかな。
科学技術週間
公立高校で学び文系の短大に行き、普通のOLになった私でも高校時代の科学を覚えている、昔の教育はやっぱり今より上等だったのでしょうか?
でも、言葉で耳に残っているだけで、アルファベットの記号にはたどりつけなそうです。
理科が得意だったどなたか!間違っていたら添削してくださいね。
それにしても「一家に一枚周期表」ですか。
うちのお風呂には未だに掛け算の九九お風呂シートがはってあまりす。
さすが、若いだけあって、すごい記憶力ですね。
私は、すっかり忘れてしまっています。
というより、最初からあそこまでしか覚えていなかったのかもしれないですね。。
あの時嫌でしょうがなかった化学も、いまなら別の観点で楽しめるかも、と思って文科省に周期表を請求しました。
写真と解説がついて、わかりやすくなっているそうなんですよ。
ちょっと楽しみ