バトル第二弾

昨年のバトルから１年。
性懲りも無くまた例のヤツがやってきた。
「ハト」である。
昨年、巣を作り始めていた北東のベランダで散々夫がハトを相手に格闘した結果、さっぱりと来なくなっていた。
ザマアミロ！
と夫がほくそえんで１年が過ぎ、もう来ることはないとたかをくくっていた。
ところが、今日息子が学校から帰って、洗濯物を取り込もうとメインベランダに出ると、
避難用はしごをしまっている扉の上に仲良く並んで2羽のハトがいたというではないか！
ええーっ！
糞はしてないか、ということがまず気にかかる。
とりあえず、今のところその害はなし。
ところが、風呂場の窓を閉めに行くと、不吉な残骸。
我が家の風呂場には、小さな出窓がついている。
戸建のジャロジーのように、気の利いた小窓ならいいのに、押してあける開き窓だ。
マンション特有のユニットバスがはめ込んであり、窓は外壁についている。
したがって、風呂場から窓までのあいだにはちょっとしたスペースができている。
そのスペースに、藁や枯れ草、小枝みたいなものが運び込まれていたのだ。
７階のここまで、風で運ばれてきたとは考えにくい。
そこらく、これはハトの仕業だ。
わずかに開いた窓の下から、入り込んで巣作りを決行しようとしたと思われる。
うーん、今度の場所はなかなか難しい。
さすがの夫も、今度ばかりは頭をかきむしっている。
さて、今回のバトル、ハトと夫のどちらがかちどきをあげるのか、私は高みの見物としゃれ込もう。