ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

主婦の鑑

2006-12-24 | 砂時計
先日、カリスマ主婦栗原はるみさんのインタビュー記事を読んでいた。
彼女は、毎朝5時半に起きているという。
どんなに夜遅くなっても、それは絶対崩さないルールなのだそうだ。
彼女がお手本とするお母さんは、さらに1時間早い4時半起床。
どちらも、私からすれば「シンジラレナ~イ」の時間である。

こんなことは自慢できることではないが、私の母はずっと専業主婦であったにもかかわらず、朝は弱かった。
そんな母を見て育った私が、母を反面教師として育てばよかったものを、そのまま朝が苦手なタイプに育ってしまった。
母よりマシなのは、とりあえず目覚ましがなくても起きられるし、嫌々ながらでも最低限子どもを遅刻させない時間には起きて送り出すことはしている。(胸を張って言うな!だわね。)
だから、子どもが長期の休みに入るとほっとする、というか会社に遅刻しない程度までに眠りをむさぼれることに喜びを感じるのだ。
年をとると、朝が早くなる、というが私はあんまり実感していない。
休みの日の朝が、以前なら11時くらいまで平気で寝られたが、最近だと遅くて10時、早ければ8時半くらいに起きることもある、というくらい。

そんな話を、節子さんとしていたら、たいそうびっくりされてしまう。
田舎の農家に育った節子さんは、子ども時代でも毎朝5時に起こされて、水汲み、火おこし、ご飯炊き、布団上げ、掃除、洗濯を学校へ行くまでの間にさせられたのだそうだ。
休みの日だからと、ぐずぐずといつまでも寝ていることなど許されなかったらしい。
そんな習慣が身についているからか、結婚してからもどんなに遅くても6時までには起きるという。
休みの日も、お天道様があがると、いつまでも寝ているのがもったいない、と思うのだそうだ。
電気をつけないで、明るいうちにできることがあれも、これもあるのに、という発想。
働き者だなぁ、とつくづく思う。

やっぱり「できる主婦」、「きちんとした主婦」という肩書きには「早起き」は絶対不可欠な条件といえるだろう。
私のように、歳をとってもぐうたらと朝寝をむさぼる主婦は、いくつになっても「主婦の鑑」といわれることはない。
そんなことを、今朝もぬくぬくとしたベッドのなかで、ぼんやり考えながら心地よい眠りにひきこまれたのだった。

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4 コメント

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はるみさん (EKO)
2006-12-24 23:25:39
はるみさん、結婚当初結構憧れていました。
その頃から確か早起きをして、チャチャッと朝から窓の掃除とかして、その後ゆっくりお茶して。。。
とあったような気がします。
今は息子さんにお嫁さんが居る位の実年齢のはるみさんですが、当時は15年近く前なので、年齢ではなく、昔から早起きが身についている人なのだったと思います。
私は学生やOLの時からギリギリ、今も子どもを送り出すのがやっとです。
でも、小学校は寝坊しても車で送れば何とかなりますが、バスと電車を使い、おまけにお弁当も始まった中1の息子の存在はすごくプレッシャーです
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私も・・・ (アプリコット)
2006-12-24 23:53:49
ずっと「すてきレシピ」を定期購読して尊敬していましたが、彼女の家事を楽しむ姿勢には遠く及ばず・・・
当時はEKOさん同様早起き♪窓拭き♪と順調に家事をこなしておりました。
子供の成長と共に時間が出来たはずなのに、なぜか怠惰になる一方の私。
朝起きる時もファンヒーターのスイッチを娘に押してもらっております(爆)
さて、本日頂いたケーキカバーを使いました♪
待機中のケーキが豪華に見え、娘が大喜びでした。
中身はあっという間になくなってしまいましたが、我家のカウンターに出したままで楽しんでおります。
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Unknown (EKO)
2006-12-25 19:14:35
「早起きして掃除して」というのは当時のはるみさんのことで私の事ではないのです。
この誤解だけはといておかねば。
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憧れはするけれど (CITROEN)
2006-12-25 20:55:40
実践に結びつけるのは、大変ですよね。

はは、EKOさん、わざわざ解説に来てくださらなくても、わかってますって!
息子さんのサポートは大変そうですね。
私ならへこたれて、お弁当だけあとで届けに行きそうです。
都会の友だちは、中学受験対策に一日お弁当を2つ作っていたというし、つくづく田舎でよかったなぁ、って思いました。

アプリコットさんは、少しの間でも続けられたとな!
素晴らしい!!
私は3日坊主どころか、1日も続けられそうにありません。
栗原さんのいいところは、気負ってなくて自然体に、そういう(私から見れば)大変なことをさらっとやってのけていることですね。人にそういうのを押し付けたりしないし。
ま、でもうちに来てくれるお嫁さんは気楽でいいと思います。なんせ、姑がぐーたらですから

ドーム、活躍させていただいているようで、私も幸せです。もっとさっさとお送りすればよかったですね。
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