ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

素朴な疑問

2008-09-18 | 砂時計
こういう部分に関しては、ひっじょーに非常識な私なので、
「えーっ?!こんなことも知らないの?」
と、思われるかも知れないのだが・・

ここ一年くらい、夫が気に入って見ている番組がある。
大阪読売テレビ発「たかじんのそこまで言って委員会」。
パーソナリティーはやしきたかじん、YTVの辛坊治郎。
パネリストはその時々で代わるが、宮崎哲弥、三宅久之、田嶋陽子、勝谷誠彦などなど・・(敬称略)
政治、経済、まれに芸能界など硬軟取り混ぜての話題についての討論番組である。
キホン硬派の番組なので、その時々の政治、経済問題がテーマの中心に据えられている。

私はお気楽人間の代表選手みたいなオンナなので、政治オンチ、経済オンチで生きてきた。
日曜日の午後、夫が熱心にこの番組を見ていても、
「なんだか難しそう・・」と、最初は興味を示さず見ていなかったのだが。
ある時、ふと見ていると
「へえ~、そうなんやー!なるほど!」
と、非常に世の中の動きがわかりやすく討論されていることがわかり、それからは私も手仕事をしながら一緒に見て、お勉強している。
家で取っている新聞は、朝日新聞。
この番組では右よりの発言をする人が多い。
そういう意味で、バランスを取るためにも右左を知れるのでちょうど良い。

そんなこんなで世の中の動きにかなり興味がでてきた私であるが。
今回の「汚染米」問題はよく分からない。
問題の発端となった三笠フーズが悪いことは十分承知の上のこと。
だが、そもそも何故、そんな状態の悪いお米を、わざわざお金を出して外国からかわされねばならなかったのか、ということ。
ウルグアイ・ラウンドかなんだか知らないが、同じお金を出して買うのならきちんと食用として使えるものをどうして買えないのか、買わないのか。
商品価値の無いようなものは買えない、と、どうして強く言えないのか。
私はわからない。

政治を「まつりごと」というが。
いい年をした大人が、
「もう、やーめた」と途中で仕事を投げ出し、またも人事が代わる。
そのたびに、書き換えたり作り替えたりする関係諸費用にいったいどれくらいの税金が使われているんだろうか?
一夜かぎりのお祭りじゃないんだから、きちんと収支は引き締めて使ってもらわなくっちゃ。

主婦目線のみみっちいことからでも、自分の国の動きはきちんと見て、判断していかなくちゃな、と今更ながらに強く思うのである。

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2 コメント

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知らぬが仏? (UTTA)
2008-09-19 23:05:38
今回の米事件、こわいですね。いろんな意味で。
10日前にコンビニで買ったおにぎりにそんな米が使われてたかもしれない、とか言われても見た目にわかんないし。
外食じゃなくたってどこからどうやって紛れているものやら。
健康被害が報告されてないっていうのも「誰も具合悪くなってないんだべ?きれいに削ったら食えるんでねーのが?」という人がいるかもしれない。

政治って私達の暮らしと密接な関係にあるべきなのに、私ったら知らないことが多すぎる。
選挙のときには政策の一つ二つぐらいは気にするけど、その後選んだ人がどこで何をやってるか知らないし。とくに国政は。
何日もつかわからないけど、意識して社会情勢など見てみようと思いました。
CITROENさんのおかげです。
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本当ならば (CITROEN)
2008-09-20 21:00:43
選挙権を持つと同時に、もっと真剣に考えないといけないんですよね、政治なんかも。
過去に、女性の権利獲得のためにがんばった諸先輩方の努力は、まったく別の形に変化して女性の特権として、今の女性達に享受されていますよね。

「食の安全」を手に入れるためには、
「安易に安いってことだけでモノを買わなければいいのよ」ということではないと思うんです。
国は、どんな国民でも安全な食品を誰もが手に入れやすい価格で提供させなくちゃいけないんじゃないの?って。
ある意味、こういう事件って足元を見直すよい機会になったかもしれないですね。
マスコミの流す情報だけを鵜呑みにしない賢さを身につけなければいけないなぁ、としみじみ感じます。

UTTAさんも、私にとっては知らないことをいっぱいご存じの先生的な存在です。
ネットというのは怖くもあるけど、やっぱり便利な存在だなぁ、って思いますね。
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