ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

楽しさの余韻

2007-08-21 | 砂時計
一緒にでかけた友だちと、いまだ楽しかった時間の余韻に浸っている。
参加できなかったそれぞれの友人に、そのときの写真を配信して、注釈を加えている。
ナマで会って、しゃべっていれば表情や声から、当時の姿がよみがえるのだけれど、瞬間を切り取った一枚の写真からは、どうも昔の姿は思い浮かべにくいようだ。

注釈を加えながら、昔の記憶をたどる。
いさぎよくスキンヘッドにしてしまったSくんは、その昔天然パーマの髪がぼわっと広がって、色も黒くてジャクソン兄弟のひとりなのかしら?と思わせる風貌だった。
でも、断然、今の方がかっこいい。
少しふっくらして、以前の面影を思い出しにくいMさんも、上品なオクサマという雰囲気で今の方が美しい。
学校の先生になった人たちは、人前でしゃべることに慣れているせいか、トークもなめらかで年齢相応の落ち着きを感じさせた。
昔は、こんなひとだったっけ?とおぼろげな記憶をたぐりよせながら、あれこれ対比させる。

いっしょにでかけたトトロママと、どのこがかっこよかったと思う?
などと女子高生さながらにきゃいきゃい言いながら、共有した楽しい時間のプールで泳いでいる。
きっと男子も、同じように
「あの子、やっぱり今もめっちゃ可愛いよな。」などと言い合ってるに違いないだろう。(そういう話題の主になれないのが哀しいが)

高校時代に全然関わりがなかったにもかかわらず、思いがけず新しく交際が始まったひともあったりで、本当に思いきって参加して良かった、と思う。

去年は、ネットの若い友人と会い、今年は懐かしい友人にあった。
余韻を楽しみたい、と思えるような時間が持てたことに感謝したふた夏であった。


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