私のクルマ、つまりは自転車である。
中古で買ったシティサイクリング車を7年ほど乗った。
一度自転車同士の衝突事故があったので、車軸がゆがんでいる。
見ると、タイヤも坊主になって、横には亀裂が入ってきていた。
前後のタイヤを替えると7千円ほどかかるので、それならば中古自転車に買い換えた方が安いかな、ということで乗り換えた。
部分的に、ブランド趣味の私だが、こういう物に対してはこだわりがない。
今度の自転車は、中古といえど一応自転車メーカーとしては老舗であるし、なによりステンレスでしっかりしている。
後ろに荷台の付いた、おばチャリと呼ばれるタイプのものだが、腰の調子もよくないので、こういう正しい姿勢で乗るものの方がいいのかも、とこちらのタイプにしたのだ。
自転車やのおじさんが、気を利かせてくれたつもりなのかもしれないが、
「Love and Verry」とかって妙に若いシールを貼ってくれたので、乗っていて気恥ずかしい。
おじさんには悪いけれど、はがしてしまおう。
シールといえば、昨日、夫が警察官に職務質問されたそうだ。
事の発端は、息子が乗らなくなった自転車に、夫が乗っていた。
自転車には高校の自転車証が貼ってある。
それを不審に思ったパトカーに呼び止められたのだそうだ。
警察官曰く、ぱっと見て自転車の登録証が見えなかったのと、高校生の自転車に中年男性が乗っているので、怪しく感じたという。
容疑をかけられた夫は、非常に不愉快になり、警察官を相手にすったもんだしたらしい。
住所、名前を問われて素直に答えなかった。
おまけに、ぼろっかすに警察官をなじったそうなので、さぞや対応した警察官は面食らったことだろう。
夫の名誉のために付け加えておけば、彼は見た目は善良な市民風である。
だが、頭にくる相手に対しては、普通のひとならばひるむような大阪弁でまくしたてる。
サングラスをかけて、黒塗りの車に乗ってそれをやれば、言われた相手はその筋の人間か、と思うほどの迫力なのだ。
迫力ある大阪弁になれていない警察官は、ますます不審度を高め、何が何でも住所、氏名を聞き出そうとしたらしい。
暑さに弱い夫は、いい加減日向でのやりとりに辟易として、最後には答えたそうだが。
捨て台詞に
「ホンマに気分悪いわ。俺がそんなことする風に見えるか?
知ってる人間は、ぞうさんの目をしてるって言うくらいや。
おまえらの方が、よっぽど悪そうやんか。
眉毛は細いし、そり込み入れて。桜田紋をつけてなかったら、そのへんのヤンキーとかわらへんやないか。同じ職務質問するにしても、他になんぼでもおるやろ。
第一、赤信号で無視して走る車がようけおるのに、そっち捕まえんと、おとなしい善良な市民を疑うんか。
もっと、まともな仕事せーよ。」
と一気にまくし立てて帰ってきたそうな。
職質された夫も気分は悪かったろうが、夫にぼろぼろに言われた警察官も相当気分が悪かっただろう。
小心者の私なんかは、その話を聞いて夫がブラックリストに載せられるのではないか、と心底心配している。
中古で買ったシティサイクリング車を7年ほど乗った。
一度自転車同士の衝突事故があったので、車軸がゆがんでいる。
見ると、タイヤも坊主になって、横には亀裂が入ってきていた。
前後のタイヤを替えると7千円ほどかかるので、それならば中古自転車に買い換えた方が安いかな、ということで乗り換えた。
部分的に、ブランド趣味の私だが、こういう物に対してはこだわりがない。
今度の自転車は、中古といえど一応自転車メーカーとしては老舗であるし、なによりステンレスでしっかりしている。
後ろに荷台の付いた、おばチャリと呼ばれるタイプのものだが、腰の調子もよくないので、こういう正しい姿勢で乗るものの方がいいのかも、とこちらのタイプにしたのだ。
自転車やのおじさんが、気を利かせてくれたつもりなのかもしれないが、
「Love and Verry」とかって妙に若いシールを貼ってくれたので、乗っていて気恥ずかしい。
おじさんには悪いけれど、はがしてしまおう。
シールといえば、昨日、夫が警察官に職務質問されたそうだ。
事の発端は、息子が乗らなくなった自転車に、夫が乗っていた。
自転車には高校の自転車証が貼ってある。
それを不審に思ったパトカーに呼び止められたのだそうだ。
警察官曰く、ぱっと見て自転車の登録証が見えなかったのと、高校生の自転車に中年男性が乗っているので、怪しく感じたという。
容疑をかけられた夫は、非常に不愉快になり、警察官を相手にすったもんだしたらしい。
住所、名前を問われて素直に答えなかった。
おまけに、ぼろっかすに警察官をなじったそうなので、さぞや対応した警察官は面食らったことだろう。
夫の名誉のために付け加えておけば、彼は見た目は善良な市民風である。
だが、頭にくる相手に対しては、普通のひとならばひるむような大阪弁でまくしたてる。
サングラスをかけて、黒塗りの車に乗ってそれをやれば、言われた相手はその筋の人間か、と思うほどの迫力なのだ。
迫力ある大阪弁になれていない警察官は、ますます不審度を高め、何が何でも住所、氏名を聞き出そうとしたらしい。
暑さに弱い夫は、いい加減日向でのやりとりに辟易として、最後には答えたそうだが。
捨て台詞に
「ホンマに気分悪いわ。俺がそんなことする風に見えるか?
知ってる人間は、ぞうさんの目をしてるって言うくらいや。
おまえらの方が、よっぽど悪そうやんか。
眉毛は細いし、そり込み入れて。桜田紋をつけてなかったら、そのへんのヤンキーとかわらへんやないか。同じ職務質問するにしても、他になんぼでもおるやろ。
第一、赤信号で無視して走る車がようけおるのに、そっち捕まえんと、おとなしい善良な市民を疑うんか。
もっと、まともな仕事せーよ。」
と一気にまくし立てて帰ってきたそうな。
職質された夫も気分は悪かったろうが、夫にぼろぼろに言われた警察官も相当気分が悪かっただろう。
小心者の私なんかは、その話を聞いて夫がブラックリストに載せられるのではないか、と心底心配している。
「車に関しては」って限定ですか!わはは・・
さすがですね、おまわりさん相手にまくし立てたとは。
うちの夫を見習わんでも、十分ちゃいます?
先日も、車庫証明取りに行って、さんざん嫌みをゆーて帰ってきたそうで。
絶対県警からにらまれてると思います。ひぃ~~~
私も車を運転中にシートベルトをしてなかったんじゃないか?とかって疑いを掛けられて止められたことがありますが、とんでもないわ!
後に子ども乗せてるし、車に関してはルールを破ったことないのに!
若いおまわりさんでしたが、捲くし立ててしまいました(笑)
いや~ご主人を見習おう、私も!!
たしかに、関西人ならではの面ってあると思います。
関西人なら、別になんと言うことのないやりとりも、よその人が聞くと、
「なんてえげつない言い方をするんだろう」
と思われることも多々あるのでしょうね。
夫の目は、本当にぞうさんの目に似ています。(普段は)
ひとたび怒ると、キッと見据えて、目が変わるのですが。
基本的に、お上にたてつくことを好んでする人なので、警官の制服を見ただけでエキサイトしてしまったのかもしれないなぁ、と思います。
それって、普通、あんまりないことですよね?
んー、やはり関東の人ではソコまで言えないような。
納得がいかなくても相手が景観ならばムッとしながらも聞かれた事には答えるでしょうか。
あとは警官の最初の声の掛け方も一癖あったのかもしれませんね。
いや、やっぱり「ゾウさんの目」まではなかなかいえないかもしれません。