ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

冬支度

2005-11-19 | 砂時計
日中の気温が15度くらいの日が続いている。 さすがに綿のパンツは寒くて、ツイード、ウールのパンツを茶箱の衣装缶から出してきた。 一緒に出てきたのは、学生時代に編んだ編みこみセーター。 今年も、やっぱり捨てられないでいる。 貧乏学生だった。 親からは学費と、教科書代をもらうだけで自分の遊興費、洋服代は自分で捻出していた。 都会の大学では、サークル同士のコンパや、大学生の海外旅行が流行っていた。 サ . . . 本文を読む

子の背中、母親知らず

2005-11-17 | 砂時計
「この子は、舅姑の世話、夫の世話に明け暮れてきた私の背中をみて育った子ですので、 どこに出しても恥ずかしくない娘なんですよ。」 と言ったのは、節子さんのお嫁さん2号のお母さんである。 息子さんの引越しの手伝いに行って、そういう風にむこうのお母さんから言い渡されたのだそうだ。 その目の前で、息子さんが“自分で洗濯した”洗濯物を、お嫁さん2号がくっちゃくちゃのままハンガーに干していたそうだ。 「洗濯物 . . . 本文を読む

Ding-Dong

2005-11-14 | ぽん!と一押し
昨日ぐらいからようやく、冬らしい気温となってきた。 ボジョレー・ヌーボーの解禁は今週。 それが終わると、街は一気にクリスマスムード一色に染まるだろう。 子供のころから、師走に向かう街の喧騒がなんとなく好きだった。 ハイカラ好きな母の影響か、別にクリスチャンでもないのにクリスマスを楽しんでいた。 生クリームなど、どこにも売っていないような辺鄙なところに住んでいたときも、バタークリームでクリスマス・ケ . . . 本文を読む

お針箱

2005-11-11 | 針仕事
布屋RickRackのはぎれを使って、針まくらを。 ピンクッションというバタ臭い名前より、針枕、というほうがしっくりくる形になった。 だけど、これはこれでかわいくて好きだ。 相変わらず集めている、ガラクタ。 この経木の箱もチーズケーキの外箱。 このケースがほしくて、わざわざケーキを買ったりする。 本末転倒。 深いブルーのアンティークボタンや、刺繍が施されたアンティークのリックラックテープ。アンティ . . . 本文を読む

こころがぬくもりに包まれて

2005-11-11 | *謝謝*
今朝は、ちょっと冷え込んだ。 例年なら、とっくにイヤーマフとまでもいかなくとも耳栓で防寒対策をとる私である。 年々暖冬になっていっており、今年は今日までコートを着ないで通勤していた。 さすがに、セーターは風を通して素肌につきささるのでコートを出してきた。 このコート、何年か前にこかばんやのさとさんにいただいたものである。 ボタン付けだけをしてもらえれば、縫ってもいいよ、と気軽に送ってくださったのだ . . . 本文を読む