勝利の花を咲かせるぞ!

東海大学山形高等学校ソフトボール部

被災地ボランティア報告

2012-11-12 14:44:53 | 学校編
11月10日(土)、本校生徒会主催の被災地ボランティアに1年生部員と共に参加してきました。
当日は3グループに分かれての作業で、部員と私は別グループに…

1年生5人はAグループで作業。牡鹿半島にて、牡鹿半島で、ホヤの養殖のために使う牡蠣の貝殻の選別作業を行いました。
 
 
牡蠣の殻は、トラックに積まれてどんどん運ばれてくるようで、果てしなく作業が続くという印象。
種付け(?)をしたホヤは4年間の時間を要して私たちの食卓に運ばれるのだそうです。
漁業の町においては、大事な大事な作業のひとつなのだと感じました。未来に向けての復興の作業ですね!!

私を含むBグループは、石巻市内の民家にて自宅周囲の汚泥と瓦礫の撤去を行いました。
 
今回、作業を行った河村さんのお宅は、1階部分を津波が抜けて行きました。
左の写真はその直後の様子です。家の前に横倒しのトラックが流されてきています。
その後何とか修復作業を進めて(写真右)、自宅で生活されています。
 
3年の嶋貫・後藤・東海林も一緒に作業。
3.11から、結構な時間が経過していますが、津波で流されてきた泥がそのまま残っています。
汚泥の中からは貝殻やガラスの破片など大量の瓦礫が混在していて、その分別作業と、重い土嚢を運ぶ作業に手こずりました。
半日かけて15人の力作業で、やっと1件分。被災地には、まだまだやらなければならないことが残っています。
 

作業終了後、ソフトボールの町「女川」に行ってきました。
女川を最後に訪れたのは震災前、2年前の東北私学大会です。
 
ソフトボール場は、グラウンドとして残されており、この日も小学生がソフトボールの練習をしていました。多目的グラウンドは仮設住宅でぎっしり。
 
隣接する野球場は、アスファルトが敷かれ、3階建ての仮設住宅が9棟ほど並んでいて、ミニチュアタウンになっていました。
 
女川町病院のある高台から町を見下ろすとこんな感じ。
何もない、その光景に涙が出てきます。寂しすぎます。
いつかまた、女川がソフトボールの町として復興してほしいと、強く願います。