3月20日(金)今年度最後の金曜会が開催されました。来賓のNTT沼津営業支店立岩支店長の挨拶の他、今日の卓話は、勝又健志会員による「占いを雑学で少し考える」でした。勝又さんは過去にベストセラーとなった本「天中殺」を読んで占いに興味をもったことから卓話が始まり、1.易では①占いの始まり…古代中国で大事決定の手段として始まる②「易経」の成立③易の発展経緯、2.大衆占いでは①大衆占いへの関心の増大②多数の占いの誕生③大衆占いの特徴と課題④占いは所詮占い等を、高杉晋作と伊藤博文の関わりを交え、面白可笑しく話して頂きました。易経は本になっていて難しい理論があり、森羅万象は変化するので「宿命ではない」が、大衆占いは理論がしっかりしていなく、未来の万象に「宿命はある」としているので、両者には大きな違いがあり「易経の生まれたことは宿命でも、その後は宿命ではない」で卓話が終わりました。
司会の村松さんがまとめとして“非常にむずかしく、考えさせられるところがいっぱいありました”と結んで終わりました。
【写真はクリックで拡大できます】 (影嶋 昇 記)
卓話中の勝又会員