実施日 9月8日~9月10日
場 所 富士市立中央図書館分館市民ギャラリー
入場者 87人(3日間延べ)
開催の9月8日は台風の上陸が心配されましたが、ほとんど影響を受けず、朝9時から11時にかけて実行委員
の皆さん、作品出展者の皆さんのご協力により、開会予定の午後1時までには会場の設営から作品の展示まで全て
が滞りなく終了し、お客様をお迎えする態勢が整いました。出展者もあらためて会場に設置された自分の作品を
感慨深く眺めているようでした。
サークルや個人で取り組む木目込み人形、手芸、工芸、陶芸、絵画、書道、写真、パッチワーク、切り絵、折り紙、
木彫り、木版画など多彩なジャンルの85点を出展。みずみずしい感性で彩られた個性豊かな作品の数々により
創作活動の充実ぶりをうかがい知ることができました。
木目込み人形は、十二支の動物たち、あでやかな着物をきた数々の人形、細部までこだわって制作した華やかな
作品が並べられました。紫陽花をモチーフにした木彫りの宝石箱や飾盆、野焼きの情景を表現した水墨画、
さまざまな景色の中で富士山を捉えた写真など季節を反映した作品、浮世絵を題材にした木版画、藁細工の宝船、
百人一首をしたためた己書、繊細な切り絵や折り紙、一輪挿しの陶芸品、写仏のすばらしさに見入ってしまい、
鉛筆画や水彩画など多彩な絵画が提示され来場者の皆様の目を楽しませてくれました。
趣味を介して皆で集まって作品を作ったり会話を楽しんだりしていることが生きがいにつながっています。
見ごたえのある展示会になりました。3日間の開催でしたが、地元の新聞社2社(富士ニュース・岳南朝日新聞社)
が9日と10日の朝刊にそれぞれ取り上げて頂いた事もあり、多くの市民の皆様の来場もあり充実した
展示会となりました。
(宮本 良美 記)