時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一花 イチヤクソウ

2013年06月08日 23時17分52秒 | 植物
小さな小さな花です。
浅間山(センゲンヤマ)の木陰でひっそりと咲いていました。
目を凝らさないと見逃してしまいます。
たった一輪だけ咲いていました。
とっても愛おしい♥

でも、小さくてもたくさんの薬効がある薬用植物です。
イチヤクソウと言う名前も多くの病気に効くことから来ているそうです。

えらいなぁ~!


【データ】
 イチヤクソウ(イチヤクソウ科・一薬草・学名:Pyrola japonica)(生薬名:鹿蹄草/ろくていそう)
 山地の木陰に生える常緑の多年草で、細長い地下茎を出して増殖します。
 葉は深緑色の楕円形で根生します。質はやや厚く葉柄(ようへい)と葉裏はときに紅紫色を帯びることがあります。
 6~7月ころに高さ20センチくらいの花茎を出して総状に5~10個の緑白色の花をつけます。
 花は梅の花に似ていて直径1.5センチくらい、やや下向きき開きます。
 開花期に全草をとり、風通しのよい日陰で乾燥させたものが、生薬の鹿蹄草(ろくていそう)です。
東京都の絶滅危惧種に指定されています。









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