時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

「蛍を見る会」は雨で中止

2014年07月01日 03時18分59秒 | 写真

昨年、多摩の某所に蛍がたくさんいるということで友人たちと蛍を見にいきました。(2013/6/30

小さな山を囲むように流れる小川があり、一部は自治体が蛍を保護しているエリアになっていました。

小川沿いに約3~4km歩きましたが、一度に20匹以上光るのが見られたところもあって、儚げな光にうっとり。


今年も土曜日に皆で見に行こうと盛り上がったのですが、あいにく雨で中止になってしまいました。

実は昨年、たくさん写真を撮ったのですが、蛍の撮影はかなり難しく、下に載せたような失敗写真ばかり。

今年はそのリベンジを・・・とも思っていたのです。

来年に向けて、蛍の写真の撮影方法等を載せておきます。


※本当は、高知の山中に蛍がものすごく発生するところがあるので、そこへ行きたい!

 そこは本当にすごい。何匹いるのか・・・きっと何十万匹といるんだと思うけど。

 東京のホテルの庭に蛍を放すため、業者が蛍を取りに来るって地元の人たちが怒ってました。

 今、東京で生活していることが、ちょっと悲しいです。

 いろんな意味で。

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これが、去年の失敗作。 

 

【蛍の撮り方】 https://jp.mg5.mail.yahoo.co.jp/neo/launch?.rand=6hq8kciqg4as8#tb=a77j5rk9 より

(カメラ設計者の方のメルマガ記事から。)

<質問>

もうすぐホタルの季節になります。
かなり難しいとは思いますが、今年こそホタルの飛んでいるところ、葉にともっているところを撮ってみたいと思っています。

当然夜になると思いますが、夕方あたりから飛ぶとも思います。

いわゆるゴールデンタイムのようなものがあるのでしょうか。

適当なレンズ等を教えてください。

今私が持っているレンズは、
タムロンの28-300mm f3.5-6.3
シグマの30mm f1.4、
キャノンのEF-S 18-55mm f3.5-5.6
の3種でカメラはEOS kiss X5 です。


<回答>

お手持ちのズームの方は少し蛍撮りには暗いかもです。

光芒、光跡の撮影は30mmF1.4はバッチリな感じです。
ただ蛍のアップとなると、接写が出来ないレンズなので簡単、安価な方法だとクローズアップレンズという虫メガネと同じ原理の凸レンズフィルターがあります。
http://ec1.kenko-web.jp/category/437.html

クローズアップレンズだと取り外しがメンドウ。
画質はやや歪んだりする場合があるので、本格的にマクロを撮りたければやはりマクロレンズが便利です。

接写以外遠景の風景撮りまで使用できます。
キヤノン EF-S60mm F2.8 マクロ USM 

蛍だと被写体が小さいので
キヤノン EF100mm F2.8 マクロ USM
キヤノン EF100mm F2.8Lマクロ IS USM 
の方が向いているかもしれません。


・ホタルの光芒、光跡の撮影

ちょっと難しい撮影ですが、機材と設定のヒントを書きますね。

まず、かなりの長時間露光での撮影となります。
分単位、シャッターを開けておかないと、写らないと思います。

ですので

・ 丈夫な三脚
(第1パイプ径が25mm以上で3段式より太い物が望ましい)
使用時はセンターポールは使用しない。
・ ケーブルレリーズ(リモートスイッチ)
数十分間シャッターを開けぱなしにする場合があるので、
前もって練習しておいて下さい。
・ 時計(暗いのでデジタル腕時計が良いかな)
・ 懐中電灯(ホタルなのでペンライトくらいが良いかな)

レンズは明るい単焦点が良いです。

・カメラの設定

長時間露光ノイズ除去はonが望ましいですが、これをonにしてしまうとシャッターを切り、
次のカットを撮るまでに同じ時間ノイズ除去のために待たされます。

シャッターチャンスが限りなく悪くなるので、ノイズは目をつぶって長時間露光ノイズ除去はoffにしましょう。
※ キヤノンなので、長時間露光ノイズ除去オートにすれば大丈夫かも。
※ 待ち時間を一度テストしてみてください。

ISOは800で試し撮りしてみて下さい。
ちゃんと写るなら下げた場合も試して下さい。
下げた方が画質は綺麗になります。

もしISO800でダメならISOを上げる。
これもノイズと画質と蛍の写り具合で天秤にかけて下さい。

AF補助光もOFFにしておいた方が良いです。
わからなければ、ピントもマニュアルで合わせます。
恐らくAFは動作しないのでマニュアルピントになるでしょう。

難しいのはシャッター速度です。
マニュアル露出モードで、長時間露光(?30秒)、
それ以上のバルブ(B)撮影になります。

陽の明かりがまだ残っている、満月である等で変化します。

真っ暗であれば、バルブ(B)モードにして、時計で確認しながら数十分間シャッターを
開けぱなしにすると良いと思います。 

長時間露光で大変ですが、これは沢山撮るしかないと思います。

注意点は他の方の迷惑になるので、間違えても内蔵ストロボを光らせないようにしましょう。
できればペンライトの使用も配慮しましょう。
 
もっと詳しく知りたい場合は、こちらのサイトが参考になります。

http://hajime3776.fc2web.com/hotaru-satueihouhou2006.html
             
止まっている蛍も
三脚
レリーズ(リモコン)
スローシャッターになると思いますので可能な限り動く前に撮る。

撮影時間は地域により蛍の飛ぶ時間帯が違うようなのでその地域の情報を仕入れて下さい。

 



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