今日も暑かった。
外で夕立にあってしまったので、近くの図書館で雨宿り。
夏!夏!夏!
この花が咲いているのを見たとき、「線香花火に似てる、可憐な花。」って思ったのだけど、何の花かしばらく分からなかった。
調べたら、私が幼い時から丸い球根をうまくとることに夢中になってたあの「ノビル」の花!
球根にお味噌をつけて食べたりしてた。
何年か前にも、野川の土手でこのノビルをとってたら、小さな女の子たちが興味津々に見てて、「それ何?」って聞いてきたっけ。
私が幼い時良く見たのは薄紫の花だったので、今回写真にとった白い花は形は一緒でも印象が随分違って、それで何の花かわからなかった。(写真は2013年5月26日撮影)
蒸し暑い夜には、こんな線香花火を!


【データ】
ノビル(野蒜、学名:Allium macrostemon)はネギ属の多年草。一部地域では、のびろ、ネビルとも呼称される。
地下に球根を持ち、地上に細い葉を伸ばす。葉は線形で20 - 30cmのものを数本出す。雑草にまぎれて花茎が伸びてきてはじめて気がつくことが多いが、葉の表面に白く粉を噴くので慣れると見つけやすい。タバコ位の太さにしかならず、小さな玉葱のようである。花は長さ数mmの楕円形の花弁が六枚、小さいチューリップのように集まったもので、白または薄紫を帯びる。花柄はやや長い。
花は開花するが種子ができる系統はごくまれである。代わりに花序には開花後ないしは開花前から小さな球根のような珠芽(むかご)を着生し、それを散布体とする
東アジアに広く分布する。生の葱のようにひりひりと辛いところから、「ひる」の名が付いた。
葉とともに、地下にできる鱗茎が食用となる。鱗茎は地下5 - 10cmにできるため、スコップなどで掘り起こさなければならない。積極的に栽培されることは少ないが、玉葱に似た香りと辛味があり野草として食用にされる。生食の他、味噌汁の具にすると美味。収穫後、時間が経つとストレスで辛味が強くなり香りも悪くなる。
休耕地など土壌の養分が十分な場所で育つと、鱗茎がピンポン玉程の大きさになる事がある。あさつき等よりも鮮烈な香味を持ち、生食も可だが、軽く茹で酢味噌等の味付けで食される。薬味としても用いる。
古くは古事記にその名が見える。応神天皇の歌として、
いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに
また万葉集の長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ)の歌に、
醤酢(ひしほす)に
蒜(ひる)搗(つ)き合(か)てて
鯛(たひ)願ふ 吾にな見えそ
水葱(なぎ)の羹(あつもの)
がある。
外で夕立にあってしまったので、近くの図書館で雨宿り。
夏!夏!夏!
この花が咲いているのを見たとき、「線香花火に似てる、可憐な花。」って思ったのだけど、何の花かしばらく分からなかった。
調べたら、私が幼い時から丸い球根をうまくとることに夢中になってたあの「ノビル」の花!
球根にお味噌をつけて食べたりしてた。
何年か前にも、野川の土手でこのノビルをとってたら、小さな女の子たちが興味津々に見てて、「それ何?」って聞いてきたっけ。
私が幼い時良く見たのは薄紫の花だったので、今回写真にとった白い花は形は一緒でも印象が随分違って、それで何の花かわからなかった。(写真は2013年5月26日撮影)
蒸し暑い夜には、こんな線香花火を!


【データ】
ノビル(野蒜、学名:Allium macrostemon)はネギ属の多年草。一部地域では、のびろ、ネビルとも呼称される。
地下に球根を持ち、地上に細い葉を伸ばす。葉は線形で20 - 30cmのものを数本出す。雑草にまぎれて花茎が伸びてきてはじめて気がつくことが多いが、葉の表面に白く粉を噴くので慣れると見つけやすい。タバコ位の太さにしかならず、小さな玉葱のようである。花は長さ数mmの楕円形の花弁が六枚、小さいチューリップのように集まったもので、白または薄紫を帯びる。花柄はやや長い。
花は開花するが種子ができる系統はごくまれである。代わりに花序には開花後ないしは開花前から小さな球根のような珠芽(むかご)を着生し、それを散布体とする
東アジアに広く分布する。生の葱のようにひりひりと辛いところから、「ひる」の名が付いた。
葉とともに、地下にできる鱗茎が食用となる。鱗茎は地下5 - 10cmにできるため、スコップなどで掘り起こさなければならない。積極的に栽培されることは少ないが、玉葱に似た香りと辛味があり野草として食用にされる。生食の他、味噌汁の具にすると美味。収穫後、時間が経つとストレスで辛味が強くなり香りも悪くなる。
休耕地など土壌の養分が十分な場所で育つと、鱗茎がピンポン玉程の大きさになる事がある。あさつき等よりも鮮烈な香味を持ち、生食も可だが、軽く茹で酢味噌等の味付けで食される。薬味としても用いる。
古くは古事記にその名が見える。応神天皇の歌として、
いざ子ども 野蒜摘みに 蒜摘みに
また万葉集の長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ)の歌に、
醤酢(ひしほす)に
蒜(ひる)搗(つ)き合(か)てて
鯛(たひ)願ふ 吾にな見えそ
水葱(なぎ)の羹(あつもの)
がある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます