当時、サイパン島に所在する陸軍部隊としては、次のような部隊が数えられた。
まず陸軍の守備部隊をあげる。
第43師団(斉藤義次中将)を主とした三コ連隊(愛知、岐阜、三重にて編成)独立混成第47旅団、戦車第9連隊、独立山砲第3連隊、独立工兵第7連隊、約2万5千名の兵力が北部、中部および南部に配置され、戦闘準備態勢をとっていた。
つぎに海軍部隊ーーー
中部太平洋方面艦隊司令部(南雲忠一中将)、第6艦隊司令部(高木武雄中将)、第5根拠地隊(辻村武久中将)、第55警備隊(高島三治大佐)、横須賀第一特別陸戦隊(唐島辰男中佐)その他で約6千名が、ガラパン地区、タナバク水上基地およびアスリート飛行場付近に駐留していた。
261空の所属する第一航空艦隊の第61航空戦隊は、当時マリアナ地区の基地航空隊として、定数750機、実働約370機を保有していた。
サイパン島アスリート飛行場には、261空(虎)上田猛虎中佐、343空(隼)竹中正雄中佐、523空(鷹)和田鉄二郎中佐、1021空(鳩)栗野原仁志大佐、その他で約100機が配備されていた。
またテニアン、ロタ、グアムの各地には121空(雉)岩尾正次中佐、263空(豹)玉井浅一中佐、521空(鵬)亀井凱旋夫大佐、761空(龍)松本真実中佐、321空(梟)久保徳太郎中佐、341空(獅子)岡村基晴大佐、その他で二百数十機が配備され、常に戦闘態勢をとっていた。
徳川おてんば姫(東京キララ社)
まず陸軍の守備部隊をあげる。
第43師団(斉藤義次中将)を主とした三コ連隊(愛知、岐阜、三重にて編成)独立混成第47旅団、戦車第9連隊、独立山砲第3連隊、独立工兵第7連隊、約2万5千名の兵力が北部、中部および南部に配置され、戦闘準備態勢をとっていた。
つぎに海軍部隊ーーー
中部太平洋方面艦隊司令部(南雲忠一中将)、第6艦隊司令部(高木武雄中将)、第5根拠地隊(辻村武久中将)、第55警備隊(高島三治大佐)、横須賀第一特別陸戦隊(唐島辰男中佐)その他で約6千名が、ガラパン地区、タナバク水上基地およびアスリート飛行場付近に駐留していた。
261空の所属する第一航空艦隊の第61航空戦隊は、当時マリアナ地区の基地航空隊として、定数750機、実働約370機を保有していた。
サイパン島アスリート飛行場には、261空(虎)上田猛虎中佐、343空(隼)竹中正雄中佐、523空(鷹)和田鉄二郎中佐、1021空(鳩)栗野原仁志大佐、その他で約100機が配備されていた。
またテニアン、ロタ、グアムの各地には121空(雉)岩尾正次中佐、263空(豹)玉井浅一中佐、521空(鵬)亀井凱旋夫大佐、761空(龍)松本真実中佐、321空(梟)久保徳太郎中佐、341空(獅子)岡村基晴大佐、その他で二百数十機が配備され、常に戦闘態勢をとっていた。
徳川おてんば姫(東京キララ社)