パティシエ 辻口博啓さんのお菓子について度々書いていますが
それは夫と同郷である親近感を勝手に感じさせてもらっているだけではなく
彼のお菓子には なかなか言葉で表現できないような深みがあると思っています。
辻口さんが若い頃から苦労を重ねてこられたこと、 世界一と称賛されるまで 現在に至っても 職人としてのたゆまぬ努力をストイックに究めておられることもよく知られています。
そのお菓子への深い思い入れを知ると、ケーキ一口の味わいも有り難く感じてしまいます。
美しい見た目以上に、“裏切られる”と言いたくなるような意外な味が重ねてあったりするのです。 私などの貧しい語彙でとてもお伝えできるものではありません。
だから、「きれい~」 「美味しい!」 の他に 「え~! 中味はこの味!」 という楽しい感嘆符が付いて来るのです。
被災地の子供たちに笑顔になってほしい と、
辻口さんは今回 みずから車を運転して お菓子を連日届け続けているそうです
・・・子供の笑顔で大人も笑顔になれそうですよね