日比谷線の霞が関―神谷町間の新駅の名前が「虎ノ門ヒルズ」に決まったそうだ。
昨日の「高輪ゲートウェイ」と言い、駅というのはもはや「町のシンボル」「公共的存在」
というわけではなく、「ディベロッパーの商売道具」に成り下がったんだなあと思う。
虎ノ門は虎ノ門ヒルズだけで成る町ではないし、
虎ノ門ヒルズユーザーだけが駅の利用客なわけでもないのだが。
おそらくは森ビルが駅開設に金を出しているのだろうけど、
既存の虎ノ門駅と乗り換え可能な駅にわざわざ企業色の濃い別の名前を付けてしまうのは、
さすがに行き過ぎではないかと思う。