年金記録紛失問題対策について、TVで田原総一朗は、自ら司会をする番組で、与党と野党の対策のすりあわせのようなことをしつつ、政争の種にするのではなく、与野党一致で取り組むことが大切だという方向に誘導していた。
なんちゅう太鼓持ちぶりか!
問題は、対策の内容だけではない。きちんと対策を実行できるかどうか、主体の問題だ。
与党政権下で、この問題は、発覚することなく、いや、発覚した後も隠され、対応はとられなかった。だとしたら、いくら、与党がこうして対策をするといっても、本当にその対策が実現されるかどうかは怪しいもんだ。
思い出してほしい。薬害エイズのとき、菅直人が官僚たちの隠していた資料を表に出し、事案の解明に大きな成果を上げたことを。このような結果は、自民党・公明党政権下では果たしえなかったのではないか。現に、年金記録紛失問題でも野党が国会で指摘して初めて事実が次々と明らかになった(どこどこ日記参照)。
年金記録紛失問題でも同じことだ。与党政権は、紛失を防ぐことが出来なかったばかりか、問題があると発覚した後も対策をとろうとしなかった。この点、産経は、【年金記録紛失問題は首相官邸にとって古くて新しい問題だった。民主党の長妻昭衆院議員がこの問題を最初に国会で追及したのは昨年6月。まだ小泉純一郎前政権だったが、当時の首相秘書官らは「年金未納問題よりもずっと深刻だ」と考え、ひそかに対応策を協議していた。昨年9月に安倍政権に代わり、この話はうやむやとなり、顧みられることは少なくなった】と伝えている(ここ←クリック)。
ちなみに、田原総一郎は、この点も政府に寛容で、政府は知ったのはつい最近でそれまで社会保険庁にごまかされていたというスタンスだ。しかし、もし、田原が言っていることが事実だとしたら、それこそ、現与党は、官僚を制御する機能を有していない、まったく、信頼できない政権であることになり、本来であれば、直ちに総辞職する必要があるのではないだろうか…。
年金問題を解決するには、参院選で野党を勝たせるしかない!与党に歴史的敗北を!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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問題は、対策の内容だけではない。きちんと対策を実行できるかどうか、主体の問題だ。
与党政権下で、この問題は、発覚することなく、いや、発覚した後も隠され、対応はとられなかった。だとしたら、いくら、与党がこうして対策をするといっても、本当にその対策が実現されるかどうかは怪しいもんだ。
思い出してほしい。薬害エイズのとき、菅直人が官僚たちの隠していた資料を表に出し、事案の解明に大きな成果を上げたことを。このような結果は、自民党・公明党政権下では果たしえなかったのではないか。現に、年金記録紛失問題でも野党が国会で指摘して初めて事実が次々と明らかになった(どこどこ日記参照)。
年金記録紛失問題でも同じことだ。与党政権は、紛失を防ぐことが出来なかったばかりか、問題があると発覚した後も対策をとろうとしなかった。この点、産経は、【年金記録紛失問題は首相官邸にとって古くて新しい問題だった。民主党の長妻昭衆院議員がこの問題を最初に国会で追及したのは昨年6月。まだ小泉純一郎前政権だったが、当時の首相秘書官らは「年金未納問題よりもずっと深刻だ」と考え、ひそかに対応策を協議していた。昨年9月に安倍政権に代わり、この話はうやむやとなり、顧みられることは少なくなった】と伝えている(ここ←クリック)。
ちなみに、田原総一郎は、この点も政府に寛容で、政府は知ったのはつい最近でそれまで社会保険庁にごまかされていたというスタンスだ。しかし、もし、田原が言っていることが事実だとしたら、それこそ、現与党は、官僚を制御する機能を有していない、まったく、信頼できない政権であることになり、本来であれば、直ちに総辞職する必要があるのではないだろうか…。
年金問題を解決するには、参院選で野党を勝たせるしかない!与党に歴史的敗北を!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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