「急に近くの公園までジョギングをしたら、足がつってしまった!」という経験をしたことはありませんか?
このように足がつるのはなぜでしょうか。
原因は筋肉の疲労やミネラルバランスの乱れなどさまざまですが、中でも栄養不足が原因の可能性もあります。
今回は、栄養不足による原因についてみてみましょう。
「足がつる」一般的な原因
足がつる原因は、主に筋肉の疲労や、ミネラルバランスの乱れによる筋肉の動きを調整する機能の不調、
冷えによる血行不良、病気などさまざまなものが考えられます
中でも、ミネラルバランスの乱れを引き起こす栄養不足は大きいと考えられています。
特に夏場は発汗や脱水症状などで、ミネラルバランスの乱れが起こりがちになります。
また、中高年になると汗や尿と一緒にミネラルが排出されやすいため、バランスが崩れやすく、足がつりやすくなりますミネラル不足が原因であることも
カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの血液中にあるミネラルイオンがバランスを崩すと、筋肉の異常興奮状態である「痙攣(けいれん)」が起きやすくなります。
ミネラルのうち、特に重要なカルシウムやマグネシウムを意識的に補うことが、大事になります。
カルシウムが多く含まれる乳製品や小魚などや、マグネシウムが多い豆腐や納豆、ひじき、アーモンドなどを摂取するようにしましょう。
ビタミンやタウリン不足が原因であることも
ビタミンB1やタウリンが不足していることも、足がつる・こむら返りの原因になると言われています。
ビタミンB1は卵や豚肉、豆類、牛乳などに多く含まれ、タウリンは、イカやタコをはじめとした魚介類や貝類などに豊富です。
これらの食品を意識的に摂取して、足がつることやこむら返りを予防しましょう。