ディオバン錠80mg
•成人:通常、主成分として1回40〜80mgを1日1回服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日160mgまで増量されることがあります。
6歳以上の小児:通常、体重35kg未満の場合は、主成分として1回20mgを1日1回服用します。体重35kg以上の場合は、1回40mgを1日1回服用します。年齢・体重・症状により適宜増減されますが、体重35kg未満の場合1日最高用量は、40mgです。
本剤は1錠中に主成分として80mgを含有する製剤です。必ず指示された服用方法に従ってください。
•飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が8時間以内の場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
•誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
•医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
生活上の注意
•血圧が低下することにより、めまい、ふらつきが起こることがありますので、高いところでの作業、車の運転や危険を伴う機械の操作には注意してください。
この薬を使ったあと気をつけていただくこと(副作用)
主な副作用として、めまい、頭痛、動悸、腹痛、咳嗽(から咳)、悪心、けん怠感、発疹、低血圧、そう痒、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
•顔面や唇、咽頭や舌の腫れ、息苦しい[血管浮腫]
•食欲不振、全身けん怠感、皮膚や白目が黄色くなる[肝炎]
•尿量減少、手足のむくみ、食欲不振[腎不全]
•意識消失、嘔吐、冷感[ショック、失神、意識消失]
•力が入らない、手足や唇のしびれ、手足の麻痺[高カリウム血症]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
保管方法その他
•乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
•薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。