2.ロコチェック
ロコモであるかどうかを判断するために、日本整形外科学会が「7つのロコチェック」を発表しています。以下の項目に一つでも当てはまれば、ロコモである心配があります。
7つのロコチェック
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・階段を上るのに手すりが必要である
・15分くらい続けて歩けない
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・片脚立ちで靴下がはけない
・2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
(1リットルの牛乳パック2個程度)
・家のやや重い仕事が困難である
(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
※ロコチェックはロコモーションチェックの略です。運動器や介護予防に関する研究の進歩に合わせて、今後、項目が変更されることがあります。
3.ロコトレ
ロコチェックでロコモの心配がある人には、日本整形外科学会では「ロコトレ」(ロコモティブシンドロームの予防や改善のための運動)として、「開眼片脚立ち」と「スクワット」を推奨しています
・開眼片脚立ち 左右1分間ずつ、1日3回
床に着かない程度に片足を上げます
転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行いましょう
・スクワット 5,6回繰り返し、1日3回
いすに腰をかけるように、お尻をゆっくりおろします。
お尻を軽く下ろすところから始めて、膝は曲っても90度を超えないようにする
そのほかにも、ストレッチ、関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、ウォーキングなどを推奨しています。ただし、体調に不安のあるときや、痛みを感じたときは医師に相談し、無理せず行うことが大切です
1.ロコモティブシンドロームとは
厚生労働省が平成20年に発表した「平成19年国民生活基礎調査の概況」によると、介護が必要となった原因のうち、「関節疾患」や「骨折・転倒」といった運動器に関する障害が20%以上を占めています。
平均寿命が延び、運動器を長期間使用し続ける時代を迎え、日本整形外科学会が平成19年に提唱したのが「ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)」(略してロコモ)という言葉です。
運動器の衰えにより、日常生活での自立度が低下し、要介護になる可能性の高い状態をさします。
ロコモティブ(locomotive)とは「運動の・移動の」という意味です。
日本語では「運動器症候群」といいます。
ロコモであるかどうかを判断するために、日本整形外科学会が「7つのロコチェック」を発表しています。以下の項目に一つでも当てはまれば、ロコモである心配があります。
7つのロコチェック
・家の中でつまずいたり滑ったりする
・階段を上るのに手すりが必要である
・15分くらい続けて歩けない
・横断歩道を青信号で渡りきれない
・片脚立ちで靴下がはけない
・2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
(1リットルの牛乳パック2個程度)
・家のやや重い仕事が困難である
(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
※ロコチェックはロコモーションチェックの略です。運動器や介護予防に関する研究の進歩に合わせて、今後、項目が変更されることがあります。
3.ロコトレ
ロコチェックでロコモの心配がある人には、日本整形外科学会では「ロコトレ」(ロコモティブシンドロームの予防や改善のための運動)として、「開眼片脚立ち」と「スクワット」を推奨しています
・開眼片脚立ち 左右1分間ずつ、1日3回
床に着かない程度に片足を上げます
転倒しないように必ずつかまるものがある場所で行いましょう
・スクワット 5,6回繰り返し、1日3回
いすに腰をかけるように、お尻をゆっくりおろします。
お尻を軽く下ろすところから始めて、膝は曲っても90度を超えないようにする
そのほかにも、ストレッチ、関節の曲げ伸ばし、ラジオ体操、ウォーキングなどを推奨しています。ただし、体調に不安のあるときや、痛みを感じたときは医師に相談し、無理せず行うことが大切です
1.ロコモティブシンドロームとは
厚生労働省が平成20年に発表した「平成19年国民生活基礎調査の概況」によると、介護が必要となった原因のうち、「関節疾患」や「骨折・転倒」といった運動器に関する障害が20%以上を占めています。
平均寿命が延び、運動器を長期間使用し続ける時代を迎え、日本整形外科学会が平成19年に提唱したのが「ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)」(略してロコモ)という言葉です。
運動器の衰えにより、日常生活での自立度が低下し、要介護になる可能性の高い状態をさします。
ロコモティブ(locomotive)とは「運動の・移動の」という意味です。
日本語では「運動器症候群」といいます。