余命8月いっぱい…入川保則 黄門様と“笑ってさよなら”
「その時は、笑ってさよなら」を発売した末期がんで8月までの命と宣告されている入川保則
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直腸がんで8月までの命と宣告されている俳優の入川保則(71)が24日、都内で著書「その時は、笑ってさよなら」の発売記念会見を行った。
ユーモアを交えながら、71年の人生と死生観をつづっている一冊。
「20回ぐらい読んだけど、自分が書いたのに面白い。
実にいい人生だったと分かった」と笑顔。
悪徳商人役でゲスト出演する今秋放送のTBS「水戸黄門」の撮影を20、21日に京都で行い、「(黄門役の)里見(浩太朗)さんと“さようなら”と手を固く握って別れてきた」。
来月は主演映画の撮影も控える。
「持久力は衰えてきているが、食欲があるうちは死なないと言われている」と明るく話した。