何で?何で離婚しないで我慢しているんだ?
と、俺のブログ読んで思ってる人が多いんじゃないか。
人並みに稼いで来て、家の隅の部屋へ1人追いやられて、怒られて、文句言われて、服は捨てられて、自分で買ったら収納が無い部屋で山積みし、40年近く連れそった亭主から40年前に贈られた婚約指輪を処分しようとして(売ったのかどうかわからん。)、心を傷つけられて、何で我慢しているのかと。
俺にもわからないけど、度胸がないんだよ。
約20年前、自分は病気であると自覚するまで、もう自分で消えてしまおうと考えていた。でも、子供が社会人になるまでそれはダメだとブレーキがかかっていた。そのもう少しで終わるという時に、息子の障害がわかった。自分はいいから息子はせめて生きていって欲しかった。最終的に、障害者支援センターも、心理療法士も、医師も、大学の先生もだれも望む力とはなってくれないことがわかった。親である俺が、生きていく知恵を持たせるための力を出すしかないとわかった。そして、それを実行した。もう、何とかなるんじゃないかというレベルになった。と思う。
長かった。長い闘いの日々だった。
その間にも、女房は自分の好きなことをやり、俺には事務的に接した。本人に「お前、俺の病気には全然向き合ってくれないな。」そう言ったことがある。
「ちゃんと向き合ってるじゃない」
「いや、事務的にしか俺には感じられない。」
「そうかもしれないね。」
「もう、好きなことやって生きて行きたい」
俺にはもう言葉はなかった。
俺の最後はどうしよう?と考えながら今日まで来た。
最後というのは人生の最後だよ。
もう、気力は無かった。
今朝、出発時。今休憩中。