11月 19日 土曜日、爽やかな青い空と白い雲の長閑さに誘われて
多摩湖に紅葉狩りに出かけました。愛車『R2・背の君』で晩秋の多摩湖です。
コースは旧青梅街道の武蔵村山市三ツ木から東村山、所沢方向に車を進めます。
間もなく「多摩湖は左折」の道路標識に添って、いよいよ念願の紅葉狩りの本場。
車はそれほど混んでない。いよいよ上り坂です。昔はあの細くてでこぼこの田舎道が、
今きれいに整備されて、つい、シュンと侘びしささえ甦って。思い出はセピア色・・追憶・・・。
進むに連れて、鬱蒼と濃い緑に充ち満ちて、色づいた葉っぱは見あたらない。夏の終わりの
「森林浴」といった風情。湖全域制限速度は30キロ。 かれこれ17年ぶりの再訪。おまけに
かつての助手席身分から、運転者。歳もずいぶん重ねたから、とても緊張している。くねくね
道路で、周りの景色などキョロキョロ出来なくて、つくづく独り身の寂しさを味わいます。
スピードが30キロを超えると、おっかなくてついそっとブレーキ・ペダルに脚が移る・・・。
後続車さんごめんなさいね。当然私の前に車はない。気のせいか後続車はしつこく
続き・・・。それでも急かすでもなし、きわめて紳士ぞろいでした。
せっかくの多摩湖行楽も、山口貯水池や、狭山湖周辺広場の散策はならず。ま、
後の楽しみにとっておいて、今日は帰ります。わたし、多摩湖周遊道路大好きに
なりました。どんどん訪れて、この界隈のエキスパートになろう。
そう明るい気分に浸りながら、帰路に就きました。