静かな生活  微睡の 私記

 
さりげなく 簡素に生きたい。傍らに コーヒーがあって
とっておきの本たちがあれば それだけでいい
 

晩秋のブランコ広場に落ち葉を敷いて

2010-11-19 12:03:06 | 音楽
     


              Dsc01311


  

   今朝の ピークフロー値は220.年齢的にとても低い。 個人的な経験上、塞ぎこんでいるとき、とても低い。


息を思い切り吸い込んでも、はき出す気力が出ないからか。 喘息の上、肺気腫も相当だから、


とても哀しい。 抗原、抗体を、病院でこれまでにずいぶん調べて、わかっている。


 それでも、時おりは考える、いったい何故・・・? この頃は、考える意欲もわかない。


 せめて、吸引を忘れていた予防薬(常備薬)フルタイド200を吸入して、ドラマの右京さん


の言葉に従って紅茶を淹れて、一番好きなティーカップで、穏やかな気分になる努力をしました。 


 ティーカップのソーサーを掌に、ベランダから空を眺めます。  ただ今午前11時。


 よく晴れて 雲ひとつない空。 見まわすと 遠く東の地平線寄りの空に


びっしりと雲が横たわっています。あそこは新宿あたりか…更に南寄りのそのむこうまで・・・


羽田空港あたりかな…国際線のロビーには素敵なお店も間もなく開店・・・寒くならないうちに出かけたい。



 昨日の出来事を振り返ります。


 近くの小さなブランコ広場に 桜の落ち葉が綺麗に敷き詰められていて、


 早いせいか まだ誰も訪問した気配はありませんでした。 


遠く ”ベネチアの古くて小さな広場” もさぞかしこんな雰囲気でしょうか。


 詩人サンドロ・ペンナの孤独の美の世界を、憧れを込めて連想します。



  わたしの紅茶はすっかり冷めています。 わたしもひとりが好きです。


 今日はどこへも行かないことにしよう。ただゆっくり、ひっそりと、静かな生活をしたい。

   
  お昼は 昨夜の残りの鯵の塩焼きと、大根のお味噌汁をこさえましょう。


  午後になったら、 藤井英一氏の本で ”枯葉” のおさらいをしましょう。


   コード進行は すっかりお馴染みの、それでもすぐには指が進まない、


 要練習の課題つき独学? の前半部 を マイペースで楽しく進めましょう。