〝なつかしい時間" それは、啓蒙している詩人 長田弘さんの ことばです。
「〝ひらがな"で表わすから、〈なつかしい、今〉を いうときの
すてきな言葉」なのです。
わたしは 老人の 変わり映えのない 日々の生活を、日常のなかの
大事な流れとして、楽しく 過ごすことを 習慣化するために、詩人推奨の
"なつかしい時間" を 努めて心に描きます。
すると、どうでしょう! 〝ああ、めんどくさい。ま、明日にしよう…"は、
夜になって、寝る時になって、取り返しのつかない、無駄な日だった…
と、悔やむことも、以前より少なくなった。
楽しくなるための、心のもちよう、って、とても大切だなと、思う。
飲んで百歩、断って百歩、つまり、人生って、そんなもの。
潔くあきらめる、心の切り替えも大切だな、とこの頃つくづく思う。
ただ今
免疫療法、と自称する 発酵食品摂取に 当にカブレている。
自家発酵のカスピ海ヨーグルト、でしょ。自家仕込み塩麴タレでしょ。
お砂糖不使用の甘酒 でしょ。ぬかみそ漬けは 当然。しかし、です。
納豆だけは なんとも受け付けません。あのニオイと、
絡みつくような 長~いベトベトには 手をやきます。
ブログの更新を順調に行える目鼻のついた頃、以前の様に
イギリスパンも焼きたい。コーヒーケーキも、と、意欲的です。
体力改善療法、と称して、気が付いた時、いつでもスクワット20回。
腹式呼吸。それと、ときどき 太陽を浴びる、などなど。すべて習慣化。
お医者さまに頂く 背骨の痛み止め薬断ちも、かれこれひと月経過です。
甘え抜きで、病状悪化などなし。つまり自称治験、当分続けていよう。
一つだけ、〝なつかしい時間"の、不実行なこと。流しの食器類の片づけ。
哀しいかな、まったく半端で、やりきれない。
明日のために、明日、でなく、ブログの更新を済ませたらする…スマナイ。
老人の 日常生活の〝習慣化" は、どれだけ長生きすれば達成するもの
やら。継続は力な る前に なんと骨の折れるもの で あることよ。
おお〝なつかしい時間" の、テーマでした。やさしく、やさしく…なろう。
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