明るい朝日に導かれるように、ほんとうに久しぶりに森まで散歩です。
雪は樹陰や林の枯れ草の上に、真っ白なシーツか、自然界のケトルを
気持ちよさそうに広げています。 まだ人や動物の足跡のない場所を、
そっとそっと歩きました。少し後ろめたい気分です。 きっと誰も歩かないわ。
梅のなる木。間もなく梅干しや、梅酒に生まれ変わる日を心待ちに
していたはずの この枝は、 一昨日の雪にかなり痛められて、しぼしぼ
うなだれていました。気の毒で、元気だった頃のお花をアップしました。
ぐるりと駐車場へ。わたしの愛車R2のフロントワイパーに、名残りの雪。
丁寧に掃き落とすと、いよいよ風は強く吹きます。煽られるようにして、
住処のビルの、裏手に回ると、何事もなかったように木瓜の蕾たちは
春を待ちわびています。根方の雪も春らしく 淡くはかない命です。
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