ちょうちょの写真ってほんとうに写すのが難しいです。 薄い黄色の羽の、風もないのに
ひらひらと、二羽で連れだって舞いながら 茶畑のあちこちを 立ち止まったり fふわふわ
空気に乗ってそよんだり 不思議な世界の美しさを いつまでも 眺めます。
あんなにのんびり宙にあるのに どうしてわたしの写真にとどめることは
できないのでしょう…いつもの散歩の道の 茶畑は すっかり新茶の芽を摘み終えて
そろそろ夏茶の出番を待っています。 ちょうちょはどこかへ一休みでしょう。
わたしも いつもの 深呼吸広場で一休みしましょう。 この道を道なりに少し歩いて
信号を右手に渡ると、 左手にコンビニがあって、いつものスポーツドリンクと
スニッカーズを一個買います。 深呼吸広場へゆくのです。 サンドロ・ペンナの詩の
「古びた小さな広場」はもうすぐです。自転車乗りの少年にも逢えない、あるのは時おり
走って過ぎる大きなトラックばかり。気をつけながら、ここはそれでものどかな畑の町。
午前は暑さが気になりません。 いよいよ夏になれば、森の中の散歩にします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます