おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう
最高！だったのか
さ・い・て・い！だったのかよくわかんない
ミニ・コンサートは無事終了
・・・だけど
前日まで
へ～
なほどに安定してただありん
朝になって スピーチしてもいいかなあ
なんて いいだした
ん？ずっと 曲目紹介とか なんかしゃべってってのは頼んでたやん
たとえば・・・
って 延々２０分しゃべるだありん
わるくないよ
いいたいことわかるし・・・でも もうちょっとまとめたら？
って
ああああああ しくった！
と 思ってももうおそい
やめや！
オレあ もうやらん
はああ？
いちゃもんつけやがって
おまえが 好きなように好きなことやってこい
あちゃーーー
この へそまがりトリガーがまだ健在だったか
恒例のへそまがりスピーチが始まり 1時間と30分
だまってひたすら拝聴する
コンサート本番の朝なんだけどな～
荷造りしなきゃなんないんだけどな～
思うけど 言わない
これ 大切
スイッチはいっちゃった だありんは別人で
ちょっと前までのムジカは
じっと 耐えてられないで
言ってもしゃあないんちゃう？
なんて 合いの手いれて 火に油
再燃したら またそこからまた1時間と30分
下手すると DV モラハラ に発展して
１１０番なんて騒ぎもあったもんな
いまならわかる
ふ～ん 不安なんだ
何が不安なんだろうね？
行かない 演らない(おまえのせいで）
って言いたいぐらい緊張してんのだよな
しかし
嵐が去るまで なんで 1時間と30分？
脳内物質の放出・回収のサイクルなんかなあ？
だまってじいっと聞いてたら
いつもの だありんにもどる
で
なんとか無事に出発
コンサートはまあなんとか無事に
てか 珍しくガチガチに緊張して
大汗かきながらの 必死の演技がラブリーで
うけた
YOROZU なステージ 大喝采
やったね！
おまえはこういうのが 心底すきなんやなあ
って
力の限り お楽しみを提供！のムジカを
うれしそうに見つめてくれた
あれ？
この 視線って かれこれ30年もむかし
出会って間もないころから ご無沙汰だった
ひたすらムジカがおバカにはしゃぐ姿
そのまんま うれしがってくれたのって
ほんとに30年ぶりだ
なんか うれしい
さいこーに幸せかも・・・
でも そんな 気分も長く続かないんだ
どうやら だありん自身は あがって四苦八苦の熱演がうけたのが
とても 気にいらなかったらしい
実は 本人が四苦八苦だろうが 大得意だろうが
演奏のクオリティーってのは そう大きくかわらない
へまったとこもあり
だけど 自分クオリティー精一杯できたねって
ムジカは思ってたんだけどな
反省する
って 録音聴いてて ムジカのミスタッチに気づいた瞬間
目の色がかわった
ああ スイッチはいったよ～
てやんでえ
おまえもまちがってるじゃねえか
ごはんだよ～って言っても降りてこない
口きかない
やっとこ口ひらいたら
「オレはもっと素晴らしい演奏がしたかった」
をくりかえし くりかえし言うの合間に
おまえのステージはノリばっかりで幼稚だ
とか
笑われて（笑いを取って）はずかしくないのか
とか
延々つづく
ああたぶん これが 1時間と30分？
すり替えてるなってのはわかったけど
朝からの消耗
もう ダメ だまって聞いてるなんてムリ！
あはは
わかってるくせに言い返しちゃったよ
おかげで頭冷えるまでにそこから3時間
いっぱいいっぱい ご用事あるのに
けっこう 疲れてるのに
ここで 睡眠不足はきつすぎるよって
あはは
言い返したムジカがわるい？
自業自得かい？
いくらなんでも生身の人間
そこまで 穏やかでいられやしないよ
ムジカは観音さまではないぞよ 断じて！
嵐が去った後
だありんは ことの次第
あんまり記憶してないんだよな
記憶してるムジカだけが バカみたい
ま いいっかあ
それが 現実
そのまんまでいるしかないわなあ
って 思い出がひとつふえました