おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう
だありんと
イヴェント 「うちわに書くぜ」に参加した
オーボエの先生に
リードと指使いを確認していただいたかえりみち
どうだろうな
行く道で いやだ
って言いださないかなと思いながら誘ったら
意外！
ルンルンとついてきた
「なにすんねん なに書けっちゅうねん」
ぶつぶつ言ってたけどね
目の前に 紙と筆と墨があったら
そりゃ書くしかないでしょ
練習 下書き 色々書いて遊んで
ムジカは結局
表に「ば」裏に「は」
両手にはさんで デンデン太鼓みたいにクルクルしたら
うふふふ・・・
「ばっは・ばっは・ばっは・ばっは」
なあんちゃって！！
となりのだありん見たら
すっごく真面目にすっごい字を書いててびっくり！
病気のせいで漢字が書けなくなった・・・
そんなの関係ないんだ
亡くなったおじいちゃんは書家だったから
だありん 子供のころ
ずいぶん 書道やってたはず
ひょっとして かなりやらされてたのかも？
だありんの中のムジカが知らない時間
そいつが 自然とよみがえってきてる！
表は「心」裏は「姿」
どっちもかっこいい！
こいつを デンデン太鼓みたいにクルクル・・・
「心」が少し下め
「姿」が少し上気味だから
「心」の上に「姿」がのっかってるように見える
偶然？
でも、なんか すごいよ
「姿は心の上に 立ちあらわれる」
いや～まじ 感動！！
芝居でもなんでもなく
だありん ぽけ～っとそ知らぬ顔
それこそ 自然にでてきたものなんだな
いいなあ
あ、
これ すごい発見！
ピアノやオーボエ
できなくなる日がきたらどうしようって思ってたけど
墨と筆もひょっとしたらだありんの心にたどりつけるアイテムかもしれないぞ
おじいちゃんが使ってた
紙も筆も墨も
倉庫にどっさりあるやん！
ぜったいやろう！
いつか音楽できなくなる日がきたら
だありんといっしょに 筆もって遊ぶんだ！
「あんたら、ものの価値も知らんと・・」
って
おばあちゃんに苦い顔されるかな
そんときはそんときだ
筆と墨で遊ぶ だありんの
いいかんじのポーカーフェイス
自然な心の上にあらわれた姿なんじゃないかな
あんまり見たことないなあって思った
だありんの深いとこにいる
小さなぼくちゃん？
会えてよかった
これまで知らなかった「だありん」
はじめまして
よろしく
そのまんまがいいね
あらわれてくれて ありがとう