~そのまんまで いいよ & ゆっくりしいや~

だありんはNOW回復中!の若年性アルツハイマー病。失行 失認識 失語からの復活どこまで行けるかやってみなけりゃわからない

必ず取り戻せるという信念のもとに

2022年05月23日 | 若年性アルツハイマー病


いきなりですが白状するとね
必ず取り戻せるという信念のもとに
毎日リハビリやってるってわけではないのよ

何でもいいから
少しでいいから
楽しいことがしたいからね

どちらにしたって
トイレは待ってくれないし
ごはんは食べなきゃいけないし
お着替えだってしなきゃ

いきなり大崩壊が来た時は
リハビリどころじゃなかった

当然だけど
ごはんは口まで運んだ方が断然早い

目が食べ物を認識せず
両手を胸の前で固く組んでた時には
もうあきらめてもいいかなと正直おもってた

ほかにも山ほど
ずっしりからだにのしかかる介護があって
1日を事故なく終えることだけでせいいっぱいだったからね

毎日がリハビリ
それは
緊急排毒を1クールと
ハーフにしたのを1クール
神経再生因子誘導物質の投入も地道に続けてるからで
理論的に改善してくるのはあり得る話
となれば
改善するかしないか
刺激して確かめたいからなわけ

信念じゃなくて好奇心
だありんが見せてくれる
命の底力に対する好奇心ね

どのみちほかにすることもないし



今回のV字の谷は
毒性物質の大量遊離が引き金の
大規模脱髄による喪失と
ミエリン再生と見ることができそうだけれど
このまま回復の波に乗るかどうかはわからない
ベースにある神経破壊へのベクトルが消えてなければね
そのうちに致命的な崩壊がやってくる
アルツハイマー病はそういう病気

このあとどう転ぶかは見守るしかないわけで
おなじことならそのあいだは
回復させる方向へ視線を向けておく方が断然楽しい

だありんが介助されることになれて
MUSICAの介護技術が洗練されて
ちょっとだけ余裕になったのもある
そこには作業療法もいい効果出てるしね
だありんにもMUSICAにも
文句も言ってるけどそれはもっと期待してるからなんだ
遠目に絶望しつつ日々を楽しむ
そしていくらかの期待を抱く
伴走するなら共有してほしいわけね



発語は

いまのところ戻らないな
それでもこちらからの話に
「へえ」とか「はあ」とか「うおお」とか
正常な反応が返ってくる
一方通行じゃないってのはいいもんだ
おそらく聞き取りは復活してる

アイコンタクトも正常

動作が安定したら言語聴覚入れようかなと思ったりもする
プロの技術が見てみたい