もう6月ですね…。
熊本地震から1ヶ月以上経つんですね。
伴ブログだけど、少しだけ熊本の事を書かせてください。
先々週5月21/22日に熊本の下宿に荷物を取りに行きました。震災時に着の身着のままで避難してきたので、もちろん部屋もそのまま。
震災から1ヶ月経ち、TVの報道も落ち着いてきて、地元の熊本では報道してるけど、こちら広島だと少なくなってますね。
実際に現地はどうなんだろう??
被害状況は?復興具合は?
今回は東九州道を通って九重ICへ。
そこから小国、大観峰、阿蘇市と南下。
応急処置した地割れや崖崩れを通過しながら南阿蘇の東海荘にきました。
↓各画像はクリックすると大きくなります。

阿蘇大橋を流した土砂崩れ。東海荘の駐車場からの光景です。

東海荘の玄関。立入禁止の赤紙が貼ってあります。

玄関と食堂。分かりにくいけれどオレンジの建物は画面左に傾いています。

玄関前、散らかってるけど、この後きれいにしました♪

右端に見える茶色の鉢の位置が、建物の立っていた場所です。1メートル以上ずれてます。

食堂の中…。学生たちの憩いの場所。

玄関の中は靴が散乱。

全体的に建物は傾いています。見た目以上に被害は酷いです。

先日、連絡があり、東海荘は取り壊すらしいです。
修理では対応できないようです。

下宿前の駐車場。地割れも酷く、ここで一晩過ごした時は怖かっただろうと思います。
携帯の明かりしかない真っ暗で、会って2週間の下宿生たちと身を寄せ合って過ごしたんです。
大きな余震も続いていたし、不安でたまらなかっただろうと思います。

下宿の裏側は崩れたままになってました。
・・・・・

下宿の片づけをした後で、東海大学阿蘇キャンパスの状態を見に行きました。
大学前の地割れは凄かったです。

大学のバスも地割れにハマって動けない状態。

このバス使えるんだろうか…。

玄関前はこの状態。

大学玄関と道路の間にも大きな段差が。

このままでは車も通れない状態です。
反対側はアスファルトも剥がしてあって、工事車両がとりあえず通れるようにしてありました。

植え込みにも地割れ。ここまで地面が動く…想像できませんね。
実際に画像だと伝わりにくいと思います。
これが1ヶ月以上経った南阿蘇の下宿と大学のリアルな状況です。
阿蘇キャンパスでは授業再開ができないので、熊本キャンパスで再開予定です。
その為、25日には日帰りで、熊本市内のアパート契約に行ってきました。
ただ、自分で選んだ大学、学部、阿蘇のあの環境…。阿蘇で授業は受けさせてやりたいです。
たった2週間の下宿生活でしたが、いい仲間にも恵まれたようで、東海荘での生活が楽しかった様子。すぐには難しいけれど、阿蘇に帰してやりたいです。
今月25日には熊本市内に引っ越し予定です。
今は、少し早い夏休み中?車の免許を取りに行ってます。