たぶん、ふつーの写真日記

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我が家のキウイたち

2011年08月30日 22時15分37秒 | 農業だより


黄色い果肉と派手なCMでおなじみのニュージーランドのゼスプリ社の改良品種
ゼスプリ・ゴールド・キウイ
写真のモノで100g位でしょうか?
国内では、佐賀(佐賀農協)愛媛(愛媛中央農協)愛媛(東予園芸農協)の三カ所のみ生産。
地元が昨年(予想では今年も)全国生産量一位。
ニュージーランドのゼスプリ社が日本人の好みに合わせて改良した品種で糖度が高く
酸度が低い。
ニュージーランド産と国内産とが切り替わるように店頭へ並ぶため、ほぼ一年中食べられます。
JGAP取得3年目。



冷害に遭った昨年度と違い、今年は順調で例年比百数十パーセントの生産量になりそう。
値段はそこそこですが、手間はめちゃくちゃかかります。
栽培・販売・枝葉の園地からの持ち出しは種苗法ほか国際契約で厳しく制限されています。



最も古く原種にも近い
緑色の果肉のヘイワード。
中国で見つかった原種をニュージーランドに持ち帰り食用化
ヘイワード伯爵(?)の名を取った品種。
最も栽培歴が長く、量も多い。
愛媛県が収穫量全国一位。
みかんよりも多いんじゃないかな?


国内への導入されたモノの最も古い園地の一つなので、すでに30年を経過。
中は空っぽで、外の皮目で生きている状態。
流石にここまで古くなると、収穫される実も小さくなってきます。
徐々に改植していかないと。


畑の守り神様。
なぜか、家・柿畑・キウイ畑にはアオダイショウが住み着いています。
ほかにも、家守がいたりと田舎ならではの風景が・・・・・・。
時々びっくりしますが(笑)


我が家の柿たち

2011年08月30日 21時41分17秒 | 農業だより


愛宕柿
渋柿、渋抜き後はさっぱりとした甘み。



横野柿
渋柿、柔らかな食感。



高級品種:太秋
でかくて甘い甘柿。
木が弱く、実が大きいため沢山ならすことが出来ず、雄花が付きやすいため
作り手泣かせ。



太秋を母に持つ改良品種:太天
不完全甘柿
渋柿と甘柿の交配品種のため、渋がありそのまま食べられず。
梨のようなシャクシャクとした食感の太秋似ではあるが、さらに巨大。
アルコール脱渋だと、実が黒く変色するためガスもしくは、樹上脱渋。
大きなモノは一つ数百グラムになるため、一枝に一つが限度。
こんなでかい実が(スイカのように切って保存は無理ぽ)果たして売れるかどうか・・・・。
樹上脱渋したモノはとてもとても美味しいのですが・・・・・。
流通させるのは大変そう。