たぶん、ふつーの写真日記

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信頼度

2012年01月29日 20時18分44秒 | 農業だより
 今日は比較的穏やかで、気温も高めのようなので
キウイフルーツの害虫「クワシロカイガラムシ」防除として
マシン油95の散布を行うことにしました。
農協が進めるマシン油は「トモノール」と言う殺虫剤に分類されている物です。
コレをエンジン付きの背負い型散布機で二年枝や、主枝などを中心に散布していきます。

が!!!!!

試運転ではあっさりと動いたのに、少し水を入れて内部洗浄を行おうとしたとき
なぜかエンジンが掛かりません・・・・・。
プラグがかぶったかな?と少し時間を置いて試したけれど駄目・・・・。

動噴や、SSでやるほどでもありませんし、持って行くには畑が少し遠い・・・・。

エンジン付きの機械っていうのは、月一でも良いから動かしていないと
いざというとき動かないことが多いです。
シーズン中は、頻繁に使うからこういうことは無いんですが・・・・・。

予備機でも有れば良いのですが、今や消毒のメインはSSか動噴ですから
4万円くらいする機械をそう何台もは持てませんし、要りません。

とはいえ、日曜で農機具屋も閉まってるし、自家用野菜の農薬散布など用に
小型の散布機が一台有ればなあと思っていたところでしたので
とりあえずホームセンターや、納材スーパーを巡ってみました。

やはりエンジン付きは高い。
乾電池式は12本!?とか農業向けではありません。
パワーも無い上に手間が掛かりすぎ。
バッテリー式も良さそうではありますが、10時間程充電して120~75L(売り場表示)
と、すぐに使えないので却下。
あとは、人力で圧力を加えるタイプ。
15Lタンクのものでも1万300円とまあまあ・・・・。
とりあえずコレを買って使ってみることに・・・・・。

(今確認すると、1万800円・・・あれ?見間違えたか?
値札の印刷ミスか?あとで確認してこよう・・・・・。
流石に500円はちょっとね。)

エンジンが無いので軽い軽い!!
もう殆ど薬剤の重さです。
本体は10キロもありません。
レバーを半日押してても特に苦にならず。
エンジンの音や振動、特に気管が弱く排気にやられっぱなしの自分としては
パワーとスピードのエンジン式よりこっちの方がストレスが少ない分
作業時間が長くなっても疲れは少ないです。
エンジンが無い分、高さも抑えられていてキウイの棚に引っ掛かって転んだり
せずに済みます。
とりあえず、時間が無かったため2反ほどで今日は終了。
エンジン式が予定通り動いていれば、全部の畑が終了していたのですが
まあ、仕方がありませんね。
噴霧量が少ない分、丁寧に散布することになるのも良いところでしょうか。

唯一注文するとすれば、ハンドルが立った状態になっているため
背負ってから、上を向いているハンドルになかなか手が届かず
じたばたみっともないことこの上なし。
下げた状態でロック出来る仕掛けが欲しいところ。