■野菜や果物を選ぶポイントについて
毎日食べる野菜や果物はどうやって選んでいますか?
調味料も野菜も果物もこだわって食べたいものです。
でも近所のスーパーだけでは手に入りにくいですし、価格もお高め。
調味料と違い、少しづつ使うというわけにもいきません。
できれば野菜や果物を新鮮なうちに食べたいですよね?
そこで野菜や果物の選び方の3つのポイントについて、まとめてみました。
1.産地を確認
地産地消と言って、住んでいる土地で採れたものを食すことが身体に
良く合っているとされています。
しかし最近では南国の野菜や果物もビニールハウスで育ちますし、
旬もどこへやら?という感じではあります。
それでも産地は必ず載っていますから、自分の住んでいる場所の近くのものを
選ぶと良いでしょう。
2.旬の食材を選ぶ
旬のものということは季節に合っている食べ物なので、
私たちの身体に必要なものなのです。例えば春は排出の季節と言われています。
冬の間に溜め込んだ要らないものを排出するには、
少しえぐみのある山菜や野草を食べると良いのです。
ただし山菜や野草はエネルギーが強いので、バラエティ豊かに少しづつ
食べるようにしましょうね。
食べ過ぎると一気に毒出しが進みますから、
じんましんが起きたり、お腹を壊したりすることもあります。
また旬の食材は季節に合っているので育てやすいということもあり、
化学肥料や農薬の使用量が少ないというメリットもあります。
少しでもとる量は抑えたいものです。
3.皮を剥くか剥かないかで選ぶ
農薬の影響を気にする場合は、皮を剥いて食べるかそのまま食べるかで
選ぶこともできます。
例えば葉物野菜はそのまま食べることも多いので有機無農薬
のお野菜を選ぶと良いと思います。
また葉物野菜は火を通すか通さないかでも違ってきます。
火を通す場合は、茹でることで残留農薬などがある程度取り除けます。
農薬は上からかけることが多いので、洗ったり茹でたりすることで取り除けますが、
化学肥料に関しては植物の中に取り込まれているので茹でても取り除けない場合
あります。
皮を剥いて食べる野菜は気にしない、
など自分の中でルールを決めてもいいと思います。
■農薬を落とす洗い方
使うのは、お掃除でもお馴染みの重曹です。
食用とお掃除用が販売されていますので、食用を購入してきます。
ボールに水を入れ、小さじ1杯程度の重曹を加えて野菜や果物
(イチゴやブドウなど)を浸け洗いします。30秒程度でOK。
それ以上は栄養素も逃げてしまいます。葉物野菜なら切る前に、
イチゴならヘタを取る前に浸けましょう。
重曹は弱アルカリ性、農薬は酸性であることが多いので重曹水に浸けることで
農薬を中和してくれるのだそうです。
ちょっとしたことですが、
やってみる価値はありそうです。
本来ならばスーパーに売っているもの全てが安全に食べられるもの、
というのが理想です。安全な食べ物だけを置いてある世の中にするためには、
私たち消費者が安全な食べ物を選ぶ必要があります。
安全な食というのは身体の中からキレイになるための基本中の基本です。
1番大切なのは、大好きな人と楽しく食べるということです。
この野菜は安全だろうか?
と神経質になりすぎて食事を美味しくいただけないことの方がよっぽど病気に
なります。
心とのバランスも取りながら毎日を美味しく楽しく食事をしましょう。
だそうです。