8月終わりから9月初旬にかけて、上高地に行ってきました。
連日の秋雨にも関わらず、水は澄み、
河童橋から、氷河の名残も眺めることができて、
雨が止んだ日に 散策しました。
ホテルを出てすぐに、山野草の美しさに足を止め、「名前が分からないね・・・」とぼやく私に、
夫が 「ちょっと待ってて!」とホテルの売店に飛び込みます。
あら・・・おトイレかしら・・・?と花を愛でつつ待っていましたら、
夫は小さなポケット図鑑を手にして戻り、
「えーっと・・・」とページをめくり「これは・・・ハクサンチドリ」と教えてくれました。
「あきちゃん、あっ、ありがとう・・・すごい!・・・どうしたの?」
夫の「らしくない」言動に感動すると共に、絶句する私。
夫は照れながら「さっき、たばこ買うついでに、売店で見つけたんだ・・・」
「あきちゃん・・・」
夫婦は似てくると申しますが、10年経つと、私の言動が夫に移るのでしょうか、
と感慨に耽りながら、二人で歩んで行きますと、
「わー、きれいねえ」と 私がカメラでアングルを探す間に
「これは サラシナショウマ」と夫が名前を探し当てます。
夫の機転のお蔭で、秋の山野草を4種知り得て、山歩きに華を添えることができました。
正午、明神橋に辿りつき、おにぎりを食し終えた頃、ポツポツ雨が降ってきました。
河童橋まで戻ると、大勢の観光客で賑わっています。
ツアー客は、駐車場と河童橋の往復200mで、上高地はオシマイです。
私たちは団体客の人ごみを避けて、川沿いの小道を上高地帝国ホテルへと歩を進めます。
往復4時間の行程を終えて、帝国ホテルでアフタヌーン・ティーにします。
3段のプレートには、サンドイッチ、スコーン、プチ・ガトーが美しく盛られています。
夫がサンドイッチ、私がスコーン、4つのケーキの内、夫が一つを選び、私が残り3つ、
と相成って、商談が成立!?
スコーンは今一歩でしたが、生チョコ、プチ・タルト、マカロンは、絶妙な味わいで、秀逸でした。
歩き疲れた体と脳が、美味で活性化するのが分かります。
夫曰く、サンドイッチも食パンと具材、いずれも美味しい とのこと。
珈琲と紅茶のお替りをサービスしてくれたスタッフに、感想を伝えると、
「お菓子は、二人の若いパティシエが作っています。二人に、お客様のお言葉を伝えます。」
「パンもパン職人が毎日作っています。売店でもパンは販売しています。どうぞ、お立ち寄りください。」
さすがは、帝国ホテル。若いスタッフが活き活きと働いています。
ただ残念なことに、帝国ホテルは温泉を有していませんので、お風呂が所謂「バスタブ」です。
朝晩、源泉かけ流しの湯に浸かりたい私たちは、「温泉がある」宿を選んでしまいますが、
山間でありながら、帝国で「一流の口福」も頂ける、上高地の魅力を改めて見直しました。
次は、5月下旬の新緑の時期に訪れたいと思います。
連日の秋雨にも関わらず、水は澄み、
河童橋から、氷河の名残も眺めることができて、
雨が止んだ日に 散策しました。
ホテルを出てすぐに、山野草の美しさに足を止め、「名前が分からないね・・・」とぼやく私に、
夫が 「ちょっと待ってて!」とホテルの売店に飛び込みます。
あら・・・おトイレかしら・・・?と花を愛でつつ待っていましたら、
夫は小さなポケット図鑑を手にして戻り、
「えーっと・・・」とページをめくり「これは・・・ハクサンチドリ」と教えてくれました。
「あきちゃん、あっ、ありがとう・・・すごい!・・・どうしたの?」
夫の「らしくない」言動に感動すると共に、絶句する私。
夫は照れながら「さっき、たばこ買うついでに、売店で見つけたんだ・・・」
「あきちゃん・・・」
夫婦は似てくると申しますが、10年経つと、私の言動が夫に移るのでしょうか、
と感慨に耽りながら、二人で歩んで行きますと、
「わー、きれいねえ」と 私がカメラでアングルを探す間に
「これは サラシナショウマ」と夫が名前を探し当てます。
夫の機転のお蔭で、秋の山野草を4種知り得て、山歩きに華を添えることができました。
正午、明神橋に辿りつき、おにぎりを食し終えた頃、ポツポツ雨が降ってきました。
河童橋まで戻ると、大勢の観光客で賑わっています。
ツアー客は、駐車場と河童橋の往復200mで、上高地はオシマイです。
私たちは団体客の人ごみを避けて、川沿いの小道を上高地帝国ホテルへと歩を進めます。
往復4時間の行程を終えて、帝国ホテルでアフタヌーン・ティーにします。
3段のプレートには、サンドイッチ、スコーン、プチ・ガトーが美しく盛られています。
夫がサンドイッチ、私がスコーン、4つのケーキの内、夫が一つを選び、私が残り3つ、
と相成って、商談が成立!?
スコーンは今一歩でしたが、生チョコ、プチ・タルト、マカロンは、絶妙な味わいで、秀逸でした。
歩き疲れた体と脳が、美味で活性化するのが分かります。
夫曰く、サンドイッチも食パンと具材、いずれも美味しい とのこと。
珈琲と紅茶のお替りをサービスしてくれたスタッフに、感想を伝えると、
「お菓子は、二人の若いパティシエが作っています。二人に、お客様のお言葉を伝えます。」
「パンもパン職人が毎日作っています。売店でもパンは販売しています。どうぞ、お立ち寄りください。」
さすがは、帝国ホテル。若いスタッフが活き活きと働いています。
ただ残念なことに、帝国ホテルは温泉を有していませんので、お風呂が所謂「バスタブ」です。
朝晩、源泉かけ流しの湯に浸かりたい私たちは、「温泉がある」宿を選んでしまいますが、
山間でありながら、帝国で「一流の口福」も頂ける、上高地の魅力を改めて見直しました。
次は、5月下旬の新緑の時期に訪れたいと思います。